「車検費用が高すぎる…」
「どの業者も高いの?」
「費用を安くする方法は?」
上記のようなお悩み・疑問をお持ちではないでしょうか?
高額になりやすい車検費用、「どうにかして出費を抑えられないか」と頭を悩ませている方は多いと思います。
そこで当記事では、車検費用を安くする方法を徹底解説していきます。
また、以下の内容についても詳しく解説していきます。
- 車検費用の内訳
- 主な車検業者の費用相場・特徴
- 車検業者選びでおさえたいポイント5つ
費用相場・特徴に関しては比較表を掲載しているので、知りたい情報を簡単に確認できるようになっています。
車検費用を安くする方法を知りたい方・業者選びで困っている方は、ぜひ参考にしてください。
車検費用の内訳
まず、車検費用の内訳を簡単に解説していきます。
以下の画像のように、車検費用は法定費用と整備費用の2つで構成されています。

法定費用は「重量税・自賠責保険料・印紙代(各種手数料)」を含んだ費用(国や機関が料金設定)
整備費用は「車検基本料・部品代・工賃」を含む費用(利用する店舗・業者や整備内容に応じて変動)
法定費用はどこで車検を受けても変わらない
先述の通り、法定費用は以下の3つで構成されています。
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 印紙代(各種手数料)
では、重量税・自賠責保険・印紙代の金額を表で確認していきましょう。
以下はそれぞれの金額一覧です。
▼重量別:自動車重量税の金額一覧(エコカー以外)】
車両重量 / 金額種類 | 通常税額 | 新規登録から13~18年 | 新規登録から18年以上 |
---|---|---|---|
軽自動車 |
6,600円 |
8,200円 |
8,800円 |
500kg以下 |
8,200円 |
11,400円 |
12,600円 |
小型乗用車(501~1,000kg) |
16,400円 |
22,800円 |
25,200円 |
中型乗用車(1,001~1500kg) |
24,600円 |
34,200円 |
37,800円 |
大型乗用車(1,501~2,000kg) |
32,800円 |
45,600円 |
50,400円 |
超大型乗用車(2,001~2,500kg) |
41,000円 |
57,000円 |
63,000円 |
2,501~3,000kg |
49,200円 |
68,400円 |
75,600円 |
【重量別:エコカーの重量税の金額一覧】
車両重量 | 本則税率 | 免税 | 75%減税 | 50%減税 | 25%減税 |
---|---|---|---|---|---|
軽自動車 |
5,000円 |
0円 |
1,200円 |
2,500円 |
3,700円 |
500kg以下 |
5,000円 |
0円 |
ー |
2,500円 |
3,700円 |
小型乗用車(501~1,000kg) |
10,000円 |
0円 |
ー |
5,000円 |
7,500円 |
中型乗用車(1,001~1500kg) |
15,000円 |
0円 |
ー |
7,500円 |
11,200円 |
大型乗用車(1,501~2,000kg) |
20,000円 |
0円 |
ー |
10,000円 |
15,000円 |
超大型乗用車(2,001~2,500kg) |
25,000円 |
0円 |
ー |
12,500円 |
18,700円 |
2,501~3,000kg |
30,000円 |
0円 |
ー |
15,000円 |
22,500円 |
※本則税率とは「本来課税される税額」です。
【地域別:自賠責保険の金額一覧】
車両区分 / 本拠登録している地域 | 本土内 | 本土内の離島地域 | 沖縄県 | 沖縄県内の離島 |
---|---|---|---|---|
軽自動車(24ヶ月) |
17,540円 |
7,200円 |
9,960円 |
6,100円 |
普通車(24ヶ月) |
17,650円 |
7,660円 |
9,960円 |
7,660円 |
【印紙代(各種手数料)の金額一覧】
車両区分 | 金額 |
---|---|
普通自動車 |
2,300円 |
小型自動車(軽自動車も該当) |
2,200円 |
上記のように、法定費用はあらかじめ金額が決められています。車検予約をする前に、ご自身の支払う法定費用を確認してみてください。
整備費用は大幅に安くできる可能性がある
整備費用は以下の3つで構成されています。
- 車検基本料
- 交換部品代
- 作業工賃
交換部品代・作業工賃は整備内容によって大きく変化します。整備する箇所が多い・作業に時間がかかるなどで高額になります。
車検基本料は業者によって金額設定が異なり、基本料が安い業者を利用することで、車検費用を大幅に安くすることが可能です。
具体的な金額差は後ほど解説していきます。
主な車検業者6つの費用相場
業者に依頼した際の費用感をつかむために、各業者の車検費用相場を確認しておきましょう。
主な車検業者6つの費用相場を比較していきます。
【重量別:主な車検業者6つの費用相場比較】
車両重量 / 業者 | 車検専門店 | ガソリンスタンド | カー用品店 | 民間の整備工場 | 中古車販売店 | ディーラー |
---|---|---|---|---|---|---|
軽自動車 |
42,980円~ |
45,220円~ |
51,550円~ |
52,000円~ |
57,000円~ |
58,000円~ |
小型自動車(500~1,000kg) |
52,350円~ |
55,875円~ |
56,000円~ |
61,000円~ |
66,680円~ |
86,000円~ |
中型自動車(1,001~1,500kg) |
58,350円~ |
64,475円~ |
70,500円~ |
70,000円~ |
78,500円~ |
109,000円~ |
大型自動車(1,500~2,000kg) |
68,750円~ |
73,580円~ |
78,550円~ |
79,000円~ |
84,150円~ |
127,000円~ |
※上記の金額は各業者の最低料金を想定した費用相場です。
※上記の金額と実際の費用は異なる場合があります。
上記のとおり、どこで車検を受けるかで車検費用額はかなり変わってきます。
車検をコスト重視で検討している方は、上記の表を車検業者選びの参考にしてください。
車検費用を安くする方法:初級編
大体の費用感がつかめたところで、車検費用を安くする方法を解説していきます。
まずは簡単に実践できる方法2つを紹介します。
- 車検基本料が安い業者を利用する
- 車検業者ごとに用意されている割引・キャンペーンを利用する
それぞれ順番に解説していきます。
車検基本料が安い業者を利用する
シンプルな方法ですが、基本料が安い車検業者を利用するのは大変効果的です。
基本料金は車検業者によって金額設定が異なり、車検費用を安く抑えるうえで非常に重要なポイントです。
まずは、各業者の基本料金相場を確認していきましょう。以下は業者ごとの車検基本料の平均です。
【各業者の車検基本料の相場】
車両重量 / 業者分類 | 車検専門店 | ガソリンスタンド | カー用品店 | 中古車販売店 | 民間の整備工場 | ディーラー |
---|---|---|---|---|---|---|
軽自動車 |
15,000円 |
15,000円 |
21,500円 |
30,500円 |
27,500円 |
35,000円 |
小型自動車(501~1,000kg) |
16,500円 |
20,000円 |
22,500円 |
32,000円 |
35,000円 |
45,000円 |
中型自動車(1,001~1,500kg) |
17,500円 |
25,0000円 |
27,500円 |
32,500円 |
38,500円 |
60,000円 |
大型自動車(1,501~2,000kg) |
18,500円 |
30,000円 |
31,000円 |
33,000円 |
48,000円 |
70,000円 |
※各業者の平均的な基本料を算出しています。
※上記はおおよその金額相場です。利用する店舗によって、金額が若干異なる場合があります。
基本料金の相場が最も安い車検専門店と、最も高いディーラーでは約20,000〜50,000程の差が生じています。
上記の差額分、車検費用を節約できると考えると、費用を安く抑える方法として、非常に効果的といえます。
車検業者ごとに用意されている割引・キャンペーンを利用する
車検業者の割引・キャンペーンを利用することで、車検費用を安くすることが可能。
例えば、一部の車検業者では年間通して「早期予約割引」を実施しているケースがあります。
上記は、車検予約を車検満了日の3ヶ月〜6ヵ月前に行うことで、2,000〜5,000円ほどの割引が適用されるものです。
他にも業者ごとに特別に用意されている割引やキャンペーンがあるので、気になる方は車検依頼予定の店舗に確認しましょう。
車検費用を安くする方法:中級編
先述の初級編よりも難易度が高い、車検費用を安くする方法の中級編を紹介していきます。
方法は以下の3つです。
- 車検に通る最低限の整備内容にする
- 持ち込んだ部品で整備してもらう
- 整備に「リビルト品」を使用する
上から順番に解説していきます。
車検に通る最低限の整備内容にする
必要最低限の整備内容にするために、整備内容の見直し・変更を相談するようにしましょう。
車検では、すべての車検業者が車検整備に関連する箇所のみ整備しているわけではなく、それ以外の箇所も見積もりに含めています。
これは、将来的な不具合・故障を防ぐために予防整備を行うからです。
一部の業者では、最低限の整備内容に絞って車検を行う場合もありますが、基本的にはそうでない場合がほとんどです。
車検費用が高額に感じた場合は「なぜこの整備が必要なのか」「車の整備箇所がどんな状態か」を整備士の方に確認しましょう。
持ち込んだ部品で整備をしてもらう
自分で価格の安い部品を購入し、業者に持ち込んで整備をしてもらう方法も効果的です。
車検は一般的に、交換する部品を業者に一任している場合がほとんどです。
利用する店舗でパーツを購入する場合、その店舗の利益分も上乗せされているので、通常価格よりも高値で購入することになります。
対して、自分で価格の安い中古・社外パーツを購入・利用することで交換部品代を大きく節約することが可能です。
ただ、この方法では以下の2つの注意点が存在します。
- どのパーツが自分の車に合うか理解しておく必要がある
- 部品の持ち込み整備に対応している業者を利用する必要がある
特に2つ目の「業者選び」に関しては、持ち込み整備に対応している車検業者は少ないので注意が必要です。
民間の整備工場の多くは持ち込み部品に対応しているので、自分で選択・購入した部品を使用したい方は利用をおすすめします。
整備に「リビルト品」を使用する
先述の持ち込み整備時に「リビルト品」を使用することを強くおすすめします。
リビルト品を使った整備は、高額パーツの整備が必要になった際に非常に効果的です。
リビルト品とは「廃車などからとれた中古パーツを分解・洗浄・修繕・再構築した部品」のことで、通常の部品価格よりもかなり安く販売されています。
以下はプリウスのフロントドライブシャフトを、新品純正・中古品とリビルト品の3種類で交換した場合の費用相場です。
【フロントドライブシャフトの交換費用例(トヨタ プリウス)】
部品種類 |
部品価格の相場 |
工賃相場 |
合計費用 |
---|---|---|---|
純正部品 |
30,000~50,000円 |
15,000~20,000円 |
45,000~70,000円 |
社外品 |
15,000~20,000円 |
15,000~20,000円 |
30,000~40,000円 |
リビルト品 |
9,000~15,000円 |
17,500~22,500円 |
26,500~37,500円 |
上記の通り、相場が高い純正部品と安いリビルト品では「18,500〜32,500円」の差額が生じています。
もちろん上記以外にも高額な整備箇所は存在します。このような高額な整備が必要な場合はとても効果的なので、ぜひ試してみてください。
車検費用を安くする方法:上級編
最後に車検費用を安くする方法の上級編を紹介していきます。
方法は以下の2つです。
- ユーザー車検を利用する
- 日ごろから愛車のメンテナンスを行う
この方法を実践できれば車検費用を大きく節約することができます。
それでは順番に解説していきます。
ユーザー車検を利用する
車検費用をとにかく安く抑えたい方は、ユーザー車検がおすすめです。
ユーザー車検は車検業者を通さず、車検基本料・工賃・検査手数料も発生しないため、他のどんな方法よりも車検費用が安いことが特徴です。
しかし、点検・整備・車検に関する手続きもすべて自分で行う必要があるため、難易度がとても高いです。
ただ、前述の章で紹介した方法を同時に活用できるほか、車検費用が最も安く抑えられるメリットは非常に魅力的です。
上記すべての方法を実践できる方・整備知識に自信がある方はぜひチャレンジしてみてください。
日ごろから愛車のメンテナンスを行う
愛車のメンテナンスを日常的に行うことで、将来起こりうる高額整備を未然に防ぐことが可能です。
オイル類・タイヤなどは、交換に費用がかさむので後回しにされがちですが、こまめに消耗品の交換を行うことで車検費用を結果的に節約することにつながります。
以下は、車検費用を抑えるのに効果的なメンテナンスの一覧です。
【車検費用を安くするのに効果的なメンテナンス一覧】
メンテナンス箇所 |
役割 |
目的 |
自分で費用した際の費用 |
業者での修理費用 |
---|---|---|---|---|
エンジンオイル交換 |
・エンジン内の状態維持 ・パフォーマンスを良く保つ |
・エンジン洗浄・交換などの高額整備を予防 |
1,000~2,000円 |
7,000~11,500円 |
冷却水の補充 |
・エンジンの焼き付き防止 |
エンジン周りの高額整備を予防 |
1,000~2,500円 |
2,000~5,000円 |
ブレーキフルードの交換 |
・ブレーキの状態維持 ・ブレーキの性能維持 |
・ブレーキ周りの交換・修理を予防 |
2,000~5,000円 |
5,000~10,000円 |
オートマフルードの交換 (ミッションフルード) |
・トランスミッションの性能維持 ・トランスミッションの状態維持 |
ミッション周りの高額整備を予防 |
2,000~10,000円 |
8,000~30,000円 |
オイルエレメント交換 |
・エンジンオイルをろ過 ・エンジン内の清潔さを保つ |
・エンジン洗浄などの高額整備を予防 |
1,000~2,000円 |
3,000~9,000円 |
タイヤの空気圧チェック |
・タイヤの劣化防止 ・燃費の維持 ・タイヤ性能の維持 |
・タイヤ交換の頻度を抑える |
無料 |
基本的に無料 |
タイヤローテーション |
・タイヤを効率的に消耗する |
・タイヤ交換の頻度を抑える ・タイヤを効率的に使い切る |
無料 |
2,500円~5,000円 |
交換頻度を高くすることで出費がかさむ恐れはありますが、こまめにメンテナンスすることでエンジン修理・交換やミッション交換などの高額な整備が必要な故障を防ぐことが可能です。
車検時にあわせて整備することも可能ですが、車検前に安くで整備できる業者に依頼するか、可能であれば自分で整備することをおすすめします。
主な車検業者6つの特徴を比較
先述の章で登場した車検業者6つの特徴を比較していきます。
【主な車検業者6つの特徴比較表】
特徴 / 店舗分類 | ディーラー | 車検専門店 | ガソリンスタンド | カー用品店 | 中古車販売店 | 民間の整備工場 |
---|---|---|---|---|---|---|
完了までの早さ |
〇 |
◎ |
〇 |
〇 |
△ |
◎ |
料金の安さ |
△ |
◎ |
〇 |
〇 |
△ |
〇 |
アフターサービス |
◎ |
〇 |
△ |
〇 |
〇 |
△ |
キャンペーンの充実度 |
△ |
〇 |
△ |
◎ |
〇 |
△ |
割引の多さ |
△ |
◎ |
〇 |
〇 |
〇 |
△ |
土日祝対応 |
〇 |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
△ |
引き取り納車サービス |
〇 |
× |
× |
× |
× |
◎ |
予約の取りやすさ |
〇 |
△ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
代車の用意 |
〇 |
〇 |
△ |
〇 |
◎ |
〇 |
交換部品の安さ |
△ |
△ |
△ |
〇 |
△ |
◎ |
総合評価 |
△ |
〇 |
△ |
〇 |
△ |
〇 |
上記を見て分かる通り、車検業者それぞれの良さがあります。
他にも業者ごとに様々な魅力があるので、ご自身の状況・予算・車の状態なども加味して車検業者を検討するのがベストです。
車検業者選びでおさえておきたいポイント5つ
以下では、車検業者を検討する際におさえておきたいポイント5つを紹介していきます。
【おさえておきたい5つのポイント】
- 車検にかける予算を決めておく
- 複数の車検業者から見積もりを出してもらう
- 車の修理・車検に詳しい人に相談しておく
- 検討している車検業者・店舗の口コミを確認しておく
- 代車の用意があるか確認しておく
それぞれ順番に解説していきます。
車検にかける予算を決めておく
より詳細に車検業者を比較検討するために、車検にかける予算を決めておきましょう。
ただ「安ければいい」ではなく、「〇〇円までなら利用したい」など利用を決定する際の指標を作っておくと便利です。
車検費用相場を見比べるだけでは、車検業者選びは難しいです。予算という1つの指標を決めることで、詳細に検討できるようにしておきましょう。
また、予算は見積もり後に整備内容を見直す際・値引き交渉の基準になるので、しっかりと決めておきましょう。
複数の車検業者から見積もりを出してもらう
複数の車検業者から見積もりを出してもらい、車検時の選択肢を広げておくことも重要です。
車検サービスは業者によって特徴・費用相場もバラバラなので、1つの業者に偏った検討の仕方ではベストな選択をすることができません。
複数社から見積もりを出してもらうことで、どの業者が自分の予算やニーズに沿っているかを確認することが可能になります。
整備が必要な箇所を知ることもできて非常に便利な方法なので、ぜひ活用してみてください。
車の修理・車検に詳しい人に相談しておく
車の修理・車検に詳しい方に、利用予定の車検業者を伝えたり、見積もり内容を見せておきましょう。
「本当にその業者を利用してもいいのか・その整備内容は余分項目が含まれていないか」など、有識者からアドバイスをもらうことは大切です。
整備内容の見直し・業者を再検討する際に有効な意見をもらえる場合があるので、可能であれば相談しておきましょう。
検討している車検業者・店舗の口コミを確認しておく
車検を依頼する業者の候補が決まったら、利用予定の業者・店舗のクチコミを確認しておきましょう。
口コミから、実際にサービスを利用した人の感想・評価を確認することが可能です。
車検予約をする前に「本当にこの業者・店舗でいいのか」と再検討するきかっけにもなるので、口コミもしっかり確認しておきましょう。
代車の用意があるか確認しておく
代車の用意があるかどうか確認しておくのも重要です。
車検で車を預けている間も、車を使用したい方・日常的に車を使用する方は必ず確認するようにしましょう。
店舗や業者によっては代車を用意していなかったり、代車の予約が埋まっている場合もあるので注意が必要です。
代車を利用するのが確定している場合は、店舗に事前に問い合わせておきましょう。
車検時の代車の費用・利用できる業者・代車のグレードなどに関する詳細は、以下を参照ください。

車検費用に関するよくある質問
以下では、車検費用に関するよくある質問に回答していきます。
【特に多かった質問】
- ディーラーでの車検は高いですか?
- ユーザー車検が安い理由は何ですか?
- おすすめの車検業者はどこですか?
それぞれ順番に回答していきます。
ディーラーでの車検は高いですか?
結論、ディーラー車検は高額になる可能性が高いです。
ディーラー車検が高額になる原因は、主に以下の3つの原因が存在します。
- 修理・交換に純正パーツを使用するから
- 時間をかける丁寧な整備で工賃が高くなるから
- 万が一の事態に備えて予防整備を行うから
以下では、より詳細にディーラー車検に関して解説しているので、気になる方は以下の記事をご覧ください。

ユーザー車検が安い理由は何ですか?
ユーザー車検は車検業者を通さずに車検を受けるため、整備費用・事務手数料などがなく、合計費用が安いです。
上記のようなメリットがある反面、自身で点検・部品用意・整備・車検手続きのすべてを行う必要があるため、難易度は非常に高いです。
ただ、車検費用が最も安く抑えられる方法なので、自分で点検・整備が十分にできるという方はチャレンジしてみてください。
ユーザー車検の特徴・費用に関して詳細が知りたい方は、以下を参照ください。

おすすめの車検業者はどこですか?
費用が安く、車検完了までが速い「車検専門店」がおすすめです。
ただ、車検は利用する業者ごとに様々な魅力があります。
1つの業者に絞って検討するよりも、様々な業者を比較検討するのが最もおすすめです。
以下の記事では車検選びで重要になる要素別に、おすすめの車検業者を紹介しています。気になる方はご覧ください。

まとめ
最後に、簡単に内容をおさらいしていきましょう。
車検費用の内訳についてです。
【車検費用を構成する要素】
- 法定費用
- 整備費用
法定費用は重量税・自賠責保険料・印紙代の3つで構成 ⇒ 国が金額を設定している
整備費用は車検基本料・部品代・工賃の3つで構成 ⇒ 利用する業者・整備内容・整備時間によって金額が変動
あらかじめ金額が決められている法定費用に対して、整備費用は大幅に安くすることが可能です。
【難易度別:車検費用を安くする方法7選】
【難易度:初級】
- 車検基本料が安い業者を利用する
- 割引・キャンペーンを活用する
【難易度:中級】
- 車検に通る必要最低限の整備内容にする
- 持ち込み部品で整備をしてもらう
- 整備にリビルト品を使用する
【難易度:上級】
- ユーザー車検を利用する
- 日ごろから愛車のメンテナンスを行う
【車検を受ける前におさえておきたいポイント5つ】
【おさえておきたい5つのポイント】
- 車検にかける予算を決めておく
- 複数の車検業者から見積もりを出してもらう
- 車の修理。車検に詳しい人に相談しておく
- 検討している車検業者・店舗の口コミを確認しておく
- 代車の用意があるかどうか確認しておく
上記のポイントをさえることで、安心して車検を受けることが可能です。