ガソリンスタンド車検はおすすめ?安い?メリット・デメリット・費用・評判について徹底解説
「ガソリンスタンド車検のクチコミ・評判は?」
「他社との料金や特徴に違いはあるの?」
「利用者のクチコミが知りたい…」
上記のような疑問やお悩み、お持ちではありませんか?
ガソリンスタンドの車検は費用を安く抑えられると噂で、利用を検討している方も多いと思います。
ただ、車検を受ける場所というイメージがなく、信頼できるかどうか不安で利用できない方も中にはいるのではないでしょうか?
そこで当記事では、以下の内容について詳しく解説していきます。
- ガソリンスタンド車検のクチコミ・評判
- メリット・デメリット
- 料金・特徴
また、ガソリンスタンド車検の利用者からリアルな口コミを集めるために、自社でアンケートを作成し様々な質問に答えていただきました。
ガソリンスタンドと他社車検サービスの料金・特徴を比較した表も掲載しているので、車検業者選びで困っている方は、ぜひ参考にしてください。
各ガソリンスタンドの車検利用者185名の満足度
各ガソリンスタンドの車検サービスのリアルなクチコミを集めるため、自社でアンケートを作成して調査しました。
調査に関しては以下の通りです。
▼調査について
調査目的:ガソリンスタンドで車検を受けた方の満足度・評判調査
調査方法:WEBアンケート
実施会社:ユニオンエタニティ株式会社
対象地域:日本国内
調査母集団:ガソリンスタンドで車検を受けたインターネットユーザー
調査期間:2024年10月2日~10月16日
有効回答数:185名
上記の調査を実施した結果、以下のような結果となりました。
まず最初に以下の5項目の点数一覧です。自社アンケートで回答いただいたものを集計して、点数を算出しております。
- 料金
- サービス内容
- 車検整備の速さ
- 説明の分かりやすさ・透明性
- 接客態度
全体の平均は以下のような結果となりました。
すべての項目で4点以上を記録しており、ユーザーの満足度は高いことがうかがえます。
主要ガソリンスタンド車検の満足度比較表 |
||
スタンド名 | 項目 | 点数 |
エネオス | コスパ | 4.0 |
車検整備の速さ | 4.33 | |
車検整備の透明性 | 4.15 | |
サービス内容 | 4.11 | |
接客態度 | 4.42 | |
コスモ車検 | コスパ | 4.10 |
車検整備の速さ | 4.41 | |
車検整備の透明性 | 3.90 | |
サービス内容 | 4.06 | |
接客態度 | 4.27 | |
アポロステーション | コスパ | 3.90 |
車検整備の速さ | 4.13 | |
車検整備の透明性 | 3.90 | |
サービス内容 | 4.30 | |
接客態度 | 3.86 |
主要ガソリンスタンドの中ではエネオスが総合的に最も高い評価を受けていることが分かりました。
エネオスは接客態度、コスモ車検は車検整備の速さ、アポロステーションはサービス内容で最も高い評価を得ており、それぞれの車検サービスに良さがあることが分かります。
比較したエネオス・コスモ車検の口コミ・評判・特徴の詳細については以下を参照ください。
各ガソリンスタンドの車検のクチコミ
ガソリンスタンド車検に関するリアルなクチコミを集めるため、アンケートを調査を実施しました。
調査した主な内容は以下の通りです。
- どのガソリンスタンドで車検を受けたか
- お店を選んだ決め手
- サービスの良かった点
- サービスの悪かった点
ガソリンスタンド車検は料金が安く、立地・アクセスが良く身近で利用がしやすい印象を持たれていることが分かります。
ガソリンスタンドの車検:エネオスの良いクチコミ
では実際にサービスを利用した感想はどうでしょうか?
ガソリンスタンド別に、アンケートに寄せられていた車検の口コミを紹介していきます。
まずはエネオス車検の良いクチコミからです。
上記のクチコミからわかる通り、エネオスの車検は丁寧で説明もしっかりしており、コスパが良い点が高く評価されていました。
ガソリンスタンドの車検:コスモ車検の良いクチコミ
次にコスモ車検の良いクチコミを紹介していきます。
先述の満足度評価からも分かる通り、コスモ車検は整備の速さと整備の正確性、手軽にサービスを利用できる点で高い評価を得ていました。
ガソリンスタンドの車検:アポロステーションの良いクチコミ
次にアポロステーションの車検の良いクチコミを紹介していきます。
アポロステーションの車検は、整備内容について相談に乗ってくれる・過度な営業はしない点が高く評価されています。
ガソリンスタンドの車検:エネオスの悪いクチコミ
先述のように、ガソリンスタンドの車検に関しての良い口コミが多数寄せられていましたが、中には悪いクチコミもありました。
まず、エネオスの悪いクチコミを紹介していきます。
エネオスの車検には、料金が少し高く感じた・スタッフによってサービスに差がある点が指摘されており、コスパ・サービス内容は悪い評価を受けている面が見られました。
ガソリンスタンドの車検:コスモ車検の悪いクチコミ
次に、コスモ車検の悪い口コミを見ていきましょう。
コスモ車検のクチコミの中には、車検整備の説明を詳細にしてほしかった・透明性に欠けていたという意見が多数あり、車検整備の透明性では良い評価をうけていないようです。
ガソリンスタンドの車検:アポロステーションの悪いクチコミ
次に、アポロステーションの悪いクチコミを見ていきます。
アポロステーションのクチコミには、車検に時間がかかった・説明が分かりづらいという意見が多数寄せられていました。
検証:ガソリンスタンドの電話対応品質
ガソリンスタンド車検の実態をさらに調査すべく、電話で問い合わせ調査を行いました。
ガソリンスタンドの電話対応品質を見ていきましょう。
採点項目は以下の通りです。
- 声のトーン
- 流暢さ
- 情報の提供速度
- 説明の丁寧さ
結果は以下の通りです。
ガソリンスタンドの電話対応は丁寧で、親切な印象です。
ただ、別の担当者に代わる・情報提供のスピードが遅い店舗もあり、情報提供のスピードに難がある場合もありました。
担当者が不在なことはなく、確実にこちらの質問に答えてくれる安心感があり、好印象でした。
他社車検サービスとの特徴比較
他社の車検とガソリンスタンド車検にどのような違いがあるのか、表を使って比較していきます。
以下の比較表を参考に、ガソリンスタンドの車検のサービスの特徴がご自身の車の状況や予算にあっているか確認してみてください。
ガソリンスタンドと他社の車検の特徴比較表 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
特徴/店舗種類 | 各ディーラー | ガリバー | 車検のコバック | オートバックス | イエローハット | ガソリンスタンド |
完了までの早さ | 〇 | △ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 |
料金の安さ | △ | △ | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
アフターサービス | ◎ | ◎ | 〇 | △ | 〇 | △ |
キャンペーンの充実度 | △ | △ | ◎ | 〇 | ◎ | 〇 |
土日祝対応 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
引き取り納車サービス | 〇 | × | × | × | × | × |
予約の取りやすさ | 〇 | ◎ | △ | ◎ | ◎ | ◎ |
代車の用意 | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 〇 | △ |
総合評価 | △ | △ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
車検業界最大手のコバック、カー用品販売で有名なオートバックス・イエローハット、中古車販売大手のガリバー・ディーラー車検の特徴を比較しました。
コバックほど車検基本料が安いわけではありませんが、ガソリンスタンドの基本料も十分安いです。
それに加え、予約が取りやすく、気軽にサービスを利用できると言えます。
また、土日祝日も受付対応している点もうれしい特徴と言えますね。
上記で比較した各車検業者の詳細は以下を参照ください。
▼各車検業者のクチコミ・特徴
各ガソリンスタンドの車検費用相場
アンケートでは「車検費用はいくらかかったか」という質問にも回答いただきました。
以下のグラフでガソリンスタンド車検の費用相場が見えてくると思います。
ガソリンスタンド車検の利用者が支払った金額 |
|
---|---|
料金帯 | 回答数 |
30,001~40,000円 | 6 |
40,001~50,000円 | 22 |
50,001~60,000円 | 27 |
60,001~70,000円 | 42 |
80,001~90,000円 | 34 |
90,001~100,000円 | 18 |
100,001~110,000円 | 16 |
110,000円以上 | 12 |
覚えていない | 8 |
ガソリンスタンド車検でかかる費用は50,000~90,000円ほどかかると想定されます。
ただ、100,000円以上の車検費用を支払うケースも念頭においておきましょう。
他社サービスとの料金比較
ガソリンスタンドと他社で、車検費用の相場を比較していきます。
法定費用と車検基本料金の合計が車検費用となります。
車両重量別の法定費用 | ||||
---|---|---|---|---|
法定費用内訳/車両重量 | 軽自動車 | 小型乗用車(501~1,000kg) | 中型乗用車(1,001~1500kg) | 大型乗用車(1,501~2,000kg) |
※自賠責保険料 | 17,540円 | 17,650円 | 17,650円 | 17,650円 |
※重量税 | 8,200円 | 16,400円 | 24,600円 | 32,800円 |
印紙代 | 1,800円 | 1,800円 | 1,800円 | 1,800円 |
法定費用の合計金額 | 27,540円 | 35,850円 | 44,050円 | 52,250円 |
※前提として、以上の法定費用3つが車検時にかかってきます。
※自賠責保険料と重量税は2年分(24か月)の料金を記載しています。
車両重量別の車検基本料 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
車両重量/店舗種類 | 各ディーラー | ガリバー | コバック | オートバックス | イエローハット | ガソリンスタンド |
軽自動車 | 20,000~40,000円 | 33,550円 | 14,300円~ | 20,000~23,000円 | 20,000~23,000円 | 15,000~20,000円 |
小型乗用車(501~1,000kg) | 30,000~70,000円 | 34,650円 | 14,300円~ | 20,000~25,000円 | 20,000~25,000円 | 20,000~40,000円 |
中型乗用車(1,001~1500kg) | 50,000~80,000円 | 35,750円 | 14,300円~ | 25,000~30,000円 | 25,000~30,000円 | 30,000~40,000円 |
大型乗用車(1,501~2,000kg) | 60,000~90,000円 | 36,850円 | 14,300円~ | 27,000~35,000円 | 27,000~35,000円 | 40,000~50,000円 |
ガソリンスタンドの車検基本料は、高すぎることもなく良心的な料金設定と言えます。
ただ、店舗により料金設定が大きく異なるので、その点は注意が必要です。
もしガソリンスタンドでの車検を検討している場合は、近くの車検実施店舗に電話で確認を取るのがおすすめです。
ガソリンスタンド車検を利用する3つのメリット
ガソリンスタンドの車検を利用するメリットは、以下の3つです。
- 車検費用が安く抑えられる
- 24時間受付の店舗がある
- 手軽に依頼できる
それでは順番に紹介していきます。
車検費用が安く抑えられる
ガソリンスタンドの車検を利用することで、相場よりも車検費用を安く抑えることが可能です。
先述の料金表の通り、ディーラー車検と比べると車検基本料が10,000〜40,000円ほど差が出ているのが分かります。
店舗によって価格設定が異なることはありますが、大体どのガソリンスタンドも相場より安い料金設定なので、利用しやすいです。
24時間受付の店舗がある
一部ガソリンスタンドでは、車検整備の受付に24時間対応している場合があります。
受付スタッフがいれば、どの時間でも作業予約の対応をしてくれますので、日中に時間を取ることが難しい方にとっては、大きなメリットと言えます。
24時間ずっと車検整備を行っているわけではなく、点検・整備に関しては後日対応になるので、その点は注意が必要です。
また、上記の対応もすべての店舗で対応しているわけではありませんので、作業受付時間を確認する必要があります。
手軽に依頼できる
ガソリンスタンドの車検は他と比較しても、依頼しやすいのが特徴的です。
例えば。、ディーラーや車検専門店で車検依頼をする際は、車検のみが目的でわざわざ来店することになります。
しかし、ガソリンスタンドでは給油や空気圧をチェックする際に、車検の見積もりを依頼することが可能です。
また、車検整備や料金についても口頭で利くことが可能なので、非常に身近で利用するハードルが高くありません。
給油やメンテナンスなどでも利用頻度が高いかと思いますので、そのついでに見積もり依頼・車検予約・質問ができるのは大きなメリットだと言えます。
ガソリンスタンド車検を利用する3つのデメリット
先述のとおり、ガソリンスタンド車検には他の車検サービスにないメリットが沢山あります。
しかし、車検サービスに特化している訳ではないため、デメリットも存在します。
以下が主なデメリットになります。
- 車検整備に時間がかかる場合がある
- 代車がない場合がある
- 設備・整備士の技術にバラつきがある
それでは順番に解説していきます。
車検整備に時間がかかる場合がある
ガソリンスタンド車検は整備に時間がかかる場合があります。
例えば、整備中に追加整備が必要な箇所を発見して、別の交換部品が必要になった場合です。
ガソリンスタンドには部品が豊富にあるわけではないので、新たに取り寄せる必要があり、時間を要するケースも少なくありません。
また、ガソリンスタンドの整備士では対応できない整備だった場合は整備自体も外注する必要があるため、さらに時間がかかってしまう恐れがあります。
車検整備を専門的に行っているわけではないので、こういったケースも少なくありません。
代車がない場合がある
2つ目のデメリットは、代車が用意されていないことケースがあることです。
ガソリンスタンドでは給油や洗車の利用者が圧倒的に多く、代車として使える車が用意されていないことは多々あります。
また、用意されていたとしても車検繁忙期と言われる11月〜3月は代車の予約が埋まってしまっている場合があります。
代車利用を希望している場合は、代車に空きがあるかどうかを店舗に事前に確認をとるようにしましょう。
設備・整備士の技術にバラつきがある
ガソリンスタンドの一部店舗では、設備が整っていないことが理由で車検後の清掃サービスができなかったり、対応できない整備が出てきたりするケースがあります。
また、造りがあまりにも特殊だったり、輸入車を整備するノウハウがないなどのケースが見られることもあります。
整備自体を外部に依頼してくれたりする場合もありますが、以下の画像のように、そもそも車検整備を受け付けていないこともあります。
▼Dr.Driveネオス高津SS(大阪府大阪市)
もしご自身の車の年式が古かったり、造りが特殊な輸入車で整備してもらえるか不安な場合は、事前に店舗に確認を取るのがおすすめです。
ガソリンスタンド車検の流れ
ガソリンスタンドで車検を受ける際の流れについて詳しく解説していきます。
以下の4つが主な流れになります。
- 電話かWEBで見積もり予約
- 見積もり作成
- 必要書類を準備する
- 点検・整備・完成検査
それでは順番に解説していきます。
電話かWEBで見積もり予約
まずは電話かWEBで見積もり予約をします。また、近くのガソリンスタンドに立ち寄った際に見積もりを出してもらうことも可能です。
この方法だと、予約をしなくても気軽に見積もりを出してもらうことができるので、普段から給油の頻度が高い方には大変おすすめの方法です。
WEBからの予約は、特典がついてくる以下の方法がおすすめです。
- 楽天Car車検から無料見積もり予約
- E-Park車検から無料見積もり予約
楽天Car車検からの予約方法
まずは楽天Car車検からガソリンスタンドの車検見積もり予約する方法を解説していきます。
①楽天Car車検のガソリンスタンドの車検実施店舗を検索します
②郵便番号を入力
③店舗一覧ページに移り、希望の店舗を選択
④店舗ページから「無料見積もりの予約をする」を選択
⑤見積もり申し込みフォームに必要事項を入力する
入力内容に間違いがないか確認して、フォームを送信すれば申し込み完了です。店舗からの連絡を待ちましょう。
E-Park車検からの予約方法
次に、E-Park車検からガソリンスタンド車検の見積もり予約をする方法を解説していきます。
①E-Park車検の店舗検索ページに移る
②郵便番号を入力して検索→店舗一覧ページに移る
※ガソリンスタンド以外も出てくるので注意
③希望の店舗を選択して、車検クーポンを申し込むを選択
④必要事項を入力する
入力内容を確認・フォームを送信したら、車検クーポン申し込み完了です。
クーポンを獲得してすぐ車検見積もり予約に勧めますので、店舗からの連絡を待ちましょう。
必要書類を準備する
見積もり予約日までに車検に必要なものを用意しておきます。
必要なものは以下の通りです。
- 車検証
- 自賠責保険証
- 自動車税納税証明書
- 認印
- ロックナットアダプター
※タイヤ盗難防止用にロックナットを使用している場合のみ、取り外すためのアダプターが必要になります。
車検証と自賠責保険証は車のダッシュボードに置いてあることがほとんどなので、まずはそこから探してみましょう。
見積もり作成・整備内容決定
見積もり点検をしてもらった後は、見積書を作成・整備内容を確定してもらいます。
整備内容に納得がいかなかったり、車検とは別に整備してほしい箇所がある場合はこの時点で相談するようにしましょう。
整備内容に追加して対応してくれます。
整備内容が決まったら、次回再来店する日にちを決めて、一度帰ります。
整備・完成検査
先述の必要なものを持って再来店し、車検整備の受付をします。
整備が完了して、車に不具合がなければそのまま車検整備完了です。
もし、追加整備が必要な箇所が見つかって部品の取り寄せが必要になった場合、車検完了予定日が延長されるので注意が必要です。
ガソリンスタンド車検で利用できる支払い方法
車検費用は自賠責保険・重量税などからなる法定費用と、車検基本料金・整備費用の合計金額です。
法定費用に関しては、車検業者から国や保険会社に支払われるものなので、基本的に現金支払いのみとなっています。
ガソリンスタンドも例外ではなく、法定費用は原則現金払いとなっており、法定費用のみ先払いのケースもあります。
しかし、ガソリンスタンドでは車検基本料・整備費用は現金以外で支払うことが可能です。
すぐに高額な現金がすぐに用意できない方・支払いの際、現金の持ち合わせがない方も支払いができるようになっています。
また、上記すべての費用を現金以外の支払い方法で払うことができる店舗もあります。
車検費用の全額を分割後払いしたいなどの希望があれば、対応可能かどうか店舗に直接問い合わせるのがおすすめです。
現金以外のお支払方法は以下の通りです。
- クレジットカード
- ローン
それぞれ順番に解説していきます。
クレジットカード
1つ目の支払い方法はクレジットカードです。
ほとんどのガソリンスタンドでは、車検時の精算にもクレジットカードの利用が可能です。
追加整備が発生して整備費用が高額になり、現金を用意できなくなった場合、クレジットカードで分割払いすることが可能です。
急に高額な現金を用意する必要がなくなるので、大きなメリットだと言えます。
電子マネー
2つ目の支払い方法は電子マネーです。
エネオスは様々な電子マネーの支払いに対応しています。
そのため、普段から高額な支払いも電子マネーを利用する方にとっては、ありがたい環境と言えるでしょう。
特に、プリペイド型(クレジットと連携しているもの)とデビット型(即時口座から引き落とし)を利用している方は、現金のやり取りが不必要なので、非常にスマートです。
※一部店舗では対応していない場合があります。
ガソリンスタンド車検を利用する際の注意点4つ
最後にガソリンスタンド車検を利用する際の注意点を2つ紹介していきます。
注意点は以下の通りです。
- 追加整備が発生することも頭に入れておく
- 法定費用のみ先払いか確認しておく
それぞれ順番に解説していきます。
追加整備が発生することも頭に入れておく
1つ目の注意点は、追加整備が発生することも想定する必要がある点です。
いくらガソリンスタンドの車検基本料金が安いとはいえ、追加で発生した整備代や部品交換費用が安くなったり、無料になったりするわけではありません。
そのため、追加整備によって車検費用が高額になるケースも十分あり得るので注意が必要です。
法定費用のみ先払いか確認しておく
2つ目の注意点は、法定費用のみ先払いかどうか確認する必要がある点です。
ガソリンスタンドの車検では、車検整備が確定した時点で法定費用を先払いするシステムがあります。
法定費用は車検整備の内容によって額が変わらず、車検整備の前に正確な額が算出できるので
車検の手続きを完了させるために法定費用が必要になるため、法定費用を後払いにすると車検業者がこの費用を建て替える必要があります。
一部ガソリンスタンドでは法定費用の前払いを原則としている場合があり、整備費用と支払うタイミングがずれるので注意が必要です。
まとめ
内容を軽くおさらいします。以下はガソリンスタンドと他社の車検サービスの特徴比較表です。
ガソリンスタンドと他社の車検の特徴比較表 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
特徴/店舗種類 | 各ディーラー | ガリバー | 車検のコバック | オートバックス | イエローハット | ガソリンスタンド |
完了までの早さ | 〇 | △ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 |
料金の安さ | △ | △ | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
アフターサービス | ◎ | ◎ | 〇 | △ | 〇 | △ |
キャンペーンの充実度 | △ | △ | ◎ | 〇 | ◎ | 〇 |
土日祝対応 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
引き取り納車サービス | 〇 | × | × | × | × | × |
予約の取りやすさ | 〇 | ◎ | △ | ◎ | ◎ | ◎ |
代車の用意 | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 〇 | △ |
総合評価 | △ | △ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ガソリンスタンドの車検は車検料金が安く抑えられることに加え、予約が取りやすく気軽に受けられるのが特徴です。
続いて、車検基本料金の比較表です。まず最初に、法定費用を見ていきます。
車両重量別の法定費用 | ||||
---|---|---|---|---|
法定費用内訳/車両重量 | 軽自動車 | 小型乗用車(501~1,000kg) | 中型乗用車(1,001~1500kg) | 大型乗用車(1,501~2,000kg) |
※自賠責保険料 | 17,540円 | 17,650円 | 17,650円 | 17,650円 |
※重量税 | 8,200円 | 16,400円 | 24,600円 | 32,800円 |
印紙代 | 1,800円 | 1,800円 | 1,800円 | 1,800円 |
法定費用の合計金額 | 27,540円 | 35,850円 | 44,050円 | 52,250円 |
※前提として、以上の法定費用3つが車検時にかかってきます。
※自賠責保険料と重量税は2年分(24か月)の料金を記載しています。
車両重量別の車検基本料 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
車両重量/店舗種類 | 各ディーラー | ガリバー | コバック | オートバックス | イエローハット | ガソリンスタンド |
軽自動車 | 20,000~40,000円 | 33,550円 | 14,300円~ | 20,000~23,000円 | 20,000~23,000円 | 15,000~20,000円 |
小型乗用車(501~1,000kg) | 30,000~70,000円 | 34,650円 | 14,300円~ | 20,000~25,000円 | 20,000~25,000円 | 20,000~40,000円 |
中型乗用車(1,001~1500kg) | 50,000~80,000円 | 35,750円 | 14,300円~ | 25,000~30,000円 | 25,000~30,000円 | 30,000~40,000円 |
大型乗用車(1,501~2,000kg) | 60,000~90,000円 | 36,850円 | 14,300円~ | 27,000~35,000円 | 27,000~35,000円 | 40,000~50,000円 |
ガソリンスタンドの車検基本料金は高すぎることもなく良心的な料金設定と言えます。
ただ、店舗により料金設定が大きく異なるので、その点は注意が必要です。
もしガソリンスタンドでの車検を検討している場合は、近くの車検実施店舗に電話で確認を取るのがおすすめです。
ガソリンスタンド車検は費用が安く抑えられる・24時間受付の店舗がある・手軽に依頼できる等のメリットがあります。
それに対して、車検整備に時間がかかる・代車がない場合がある・設備や整備士の技術にバラつきがあるなどのデメリットも存在します。
ガソリンスタンド車検の流れは以下のとおりです。
- 電話かWEBで見積もり予約
- 見積もり作成
- 必要書類を準備する
- 点検・整備・完成検査
必要なものは以下の通りです。
- 車検証
- 自賠責保険証
- 自動車税納税証明書
- 認印
- ロックナットアダプター
※タイヤ盗難防止用にロックナットを使用している場合のみ、取り外すためのアダプターが必要になります。
車検証と自賠責保険証は車のダッシュボードに置いてあることがほとんどです。
ガソリンスタンドで利用できる支払い方法は以下の通りです。
- クレジットカード
- 電子マネー
ガソリンスタンドで車検を受ける際は、追加整備で車検費用が高額になったり、法定費用が先払いになるケースに注意しましょう。
車検基本料金が安いとはいえ、追加整備の費用が無料になったり、安くなったりする訳ではありません。
また、法定費用が先払いで整備費用や交換部品代を支払うタイミングとずれが生じる場合があります。
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