タイヤクリーナーを選ぶとき、どの製品がいいのか迷ってしまう方はいませんか。
車の外観を美しく保つために欠かせないのがタイヤのメンテナンス。タイヤクリーナーを使うことで、簡単にタイヤ汚れを落とせます。
しかし、タイヤクリーナーは豊富な種類がありどれを選べばいいのかわかりずらいですよね。
本記事では、タイヤクリーナーの基本知識からおすすめ商品、効果的な使い方まで徹底解説します。最適なタイヤクリーナーを見つけ、愛車を綺麗にしましょう。
タイヤクリーナーとは
タイヤクリーナーとは、車のタイヤに付着した泥、油汚れ、ブレーキダスト(摩擦で削られこびりついた鉄粉)などを除去する洗浄剤のことです。タイヤクリーナーには明確な定義がなく、製品によって機能や用途が異なります。大きく分類すると以下の3種類です。
分類 | 特徴 |
タイヤクリーナー | タイヤ用の洗浄液で、主に汚れ落としに特化 |
タイヤワックス | 艶出しやゴムの保護を目的とした製品 |
ホイールクリーナー | ホイール専用洗浄液で、鉄粉などを除去 |
タイヤクリーナーを探してみると、タイヤクリーナとタイヤワックス両方の効果を兼ねた商品など、様々な機能を持つ製品があります。次章では選び方のポイントについて詳しく解説します。
タイヤクリーナーを選ぶポイント
タイヤクリーナーを選ぶ際には、汚れの種類やタイヤの素材を考慮しましょう。タイヤクリーナーの種類は多く、一部例を挙げると以下のような商品があります。
- 水性タイプと油性タイプ
- 水洗い・拭き取り不要
- ホイールやボディの洗浄も可能
- どんな素材のタイヤにも使用可能
- ブラシやコーティング剤とのセット商品
- 使用後にコーティング剤の塗布を推奨する製品
この章ではタイヤクリーナーを選ぶ2つのポイントを紹介します。
- 汚れや用途に合わせて選ぶ
- タイヤの素材に合った製品を選ぶ
それでは解説していきます。
汚れや用途に合わせて選ぶ
水洗いでは落ちない頑固な汚れがある場合にタイヤクリーナーを使用しましょう。薄汚れているタイヤなら艶出し効果のあるクリーナーが、ブレーキダストや茶色汚れには強力な洗浄力を持つクリーナーがおすすめです。
強力なクリーナーを使うとタイヤを保護する劣化防止剤も流れ出てしまうので、洗浄後にタイヤワックスを使いゴムの劣化を防ぎましょう。タイヤワックスの選び方については以下の記事で解説しています。
タイヤの素材に合った製品を選ぶ
タイヤのゴム素材や、ホイールやタイヤ周辺部品の素材に合った製品を選びましょう。
タイヤクリーナによっては、ホイールやボディに付着した場合すぐに拭き取るよう注意書きがあります。また、ホワイトレター(タイヤの白い文字部分)は通常のクリーナーでは汚れが落ちにくく、専用クリーナーが販売されています。
2024年最新おすすめタイヤクリーナー4選
最新のタイヤクリーナーの中から、特に評価の高い4商品をピックアップしました。
- タイヤクリーナーと言えば定番の「ビッグノータッチ」
- 茶色汚れを落とす「Q²M TireCleaner」
- タイヤもホイール汚れも除去「ウルトラハードクリーナー」
- ホワイトレター専用「ホワイトレタークリーナー」
それぞれ特徴が異なるので、自分の車のタイヤに合ったクリーナーを選びましょう。
イチネンケミカルズ「ビッグノータッチ」
使いやすさとコスパで人気の「ビッグノータッチ」は、泡タイプのクリーナーです。吹き付けるだけで汚れを浮かせ、拭き取りも水洗いも不要でお手軽に使えます。タイヤに水がついた状態でも使用可能です。月に一回程度のこまめなメンテナンスで使いましょう。
GYEON「Q²M TireCleaner」
GYEONの「Q²M TireCleaner」は、タイヤの表面に出てきた劣化防止剤による頑固な茶色汚れも浮かせることができます。全てのタイヤに使用でき、黒いタイヤだけでなくホワイトレターの汚れも落とせます。スプレー後、ブラシやスポンジで擦り水で洗い流してください。
リンレイ「ウルトラハードクリーナー」
リンレイの「ウルトラハードクリーナー」は、洗浄力が非常に強力です。タイヤ汚れを落とすと同時に、ホイールにも吹きかけてブレーキダストを除去することができます。多少の汚れなら擦り洗いせずに落とせますが、頑固な汚れはブラシで擦って洗いましょう。
名もなきGBR「ホワイトレタークリーナー」
ホワイトレター(タイヤの白い文字部分)専用のタイヤクリーナーです。通常のタイヤクリーナーでは落としにくいホワイトレターの汚れは、専用クリーナーを使うことで綺麗な白さを取り戻せます。
タイヤクリーナーの効果的な使い方・手順
タイヤクリーナーの使用前に、タイヤ汚れを水で洗い流しブラシで擦りましょう。
これでも汚れが落ちない場合にタイヤクリーナーを使用します。タイヤクリーナーの洗浄力によりタイヤが劣化する場合もあるので、簡単に落ちる汚れに関してはまず水洗いするよう推奨されています。
タイヤクリーナーを使い方を2点紹介します。
- 強力な洗剤はタイヤの劣化につながる
- 洗い残しがないよう水で流す
それでは順番に解説します。
強力な洗剤はタイヤの劣化につながる
洗浄力の強いタイヤクリーナーの使用はタイヤの劣化につながるため、注意が必要です。特に「茶色い汚れが浮き出てきてきれいに洗える」「最強」と謳われる製品に気をつけましょう。
注意点は以下の3点です。
- 強力すぎる洗剤は、汚れだけでなくタイヤ本来の保護成分を除去してしまう
- 洗浄後、保護目的でワックスやコーティング剤を併用したほうがいい
- 製品の使用説明を守り、タイヤを長持ちさせるケアを心掛ける
洗浄力の強いタイヤクリーナーは、タイヤ表面にある油分の保護膜(劣化防止剤)まで洗い流してしまうことがあります。そもそもタイヤの茶色い汚れは劣化防止剤が表面に出てきたものです。劣化防止剤が流れてしまうと、白っぽく乾燥しタイヤがひび割れやすくなります。
茶色汚れが落ち綺麗に洗浄できると気持ちいいですが、洗浄後は必ずワックスやコーティング剤を使用してタイヤを保護しましょう。
洗い残しがないよう水で流す
タイヤの洗浄後は、洗剤が残らないようしっかりと水で洗い流すことが重要です。
クリーナーがタイヤに残ったままだと、長期的に素材を傷める可能性があります。製品によっては、ホイールやボディにクリーナーが付着すると変色してしまうものもあります。
クリーナーの使用前にラベルを確認し、適切な使用方法や使用時間を守りましょう。
まとめ
タイヤクリーナーは車の洗浄剤で、製品によって用途や機能が様々です。車のタイヤ汚れや素材に合ったクリーナーを選び、正しい方法で使用して綺麗な外観を保ちましょう。
今回紹介した4つの商品はそれぞれ効果が異なるクリーナーです。愛車のケアを始める第一歩としてぜひ参考にしてください。
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