車のガラスにウロコがついてしまって水洗いでは取れない・・・
そんな経験をしたことのある方も多いでしょう。
カー用品店やインターネットなどで買えるキイロビンゴールドですが、ガラスについたウロコも取れるのか気になりますよね。
商品の特徴や使用するときの注意点について詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。
キイロビンゴールドでウロコは落とせない
まず結論からいうと、キイロビンゴールドで車のガラスについたウロコは落とせません。
ウロコを落とせない理由について以下で解説していきます。
キイロビンゴールドで落とすのは油膜
キイロビンゴールドは、ガラスの油膜取りに特化したカーケア用品として販売されています。
ガラスの油膜を落とすために酸化セリウムを含む研磨剤が配合されているため、ガラスを傷つけてしまう可能性があります。
そもそも油膜とウロコは異なる汚れで、油膜は道路やタイヤの油分がガラスに付いて固まったものですが、ウロコは水に含まれるカルシウムやミネラルが付いて残ったもののことを言います。
キイロビンゴールドの研磨剤ではガラスの油膜を分解することはできますが、ウロコの固着は完全に除去できないので、ウロコを綺麗に落とすことはできないのです。
キイロビンゴールドでウロコを落とす方法は?
キイロビンゴールドでウロコを取れない理由について紹介しましたが、ウロコを完全に落とせないというわけではありません。ウロコを落とす場合は、表面を柔らかくしてから使うと良いでしょう。
キイロビンゴールドを使ってウロコを落とす正しい方法は以下のとおりです。
①車のホコリや汚れを洗い流す
まずは、車についたホコリや土、汚れを綺麗に洗い流しましょう。
車のボディに汚れがついたままキイロビンゴールドで磨いてしまうと、磨き傷が付いてしまう可能性があるので注意しましょう。市販のカーシャンプーなどで軽く洗車するのがおすすめです。
②キイロビンゴールドをガラスに塗る
水洗いしたら、水で濡らしたスポンジにキイロビンゴールドの液剤をつけて、ガラス面を磨いていきます。液剤を弾かなくなったら油分が取れたという合図です。
液剤が残らないようにしっかりと水で流し、濡れた綺麗なタオルで拭き取ります。
③ウロコは専用クリーナーで取る
油膜を取った後にウロコが残っていたら、ウロコ取りの専用クリーナーで除去しましょう。
おさるのスゴピカシリーズのウロコ取りであれば強くこする必要もなく、5分程度の超時短で作業できるのでおすすめです。
④撥水コーティングをする
油膜・ウロコを綺麗に取れたら、最後に撥水コーティングをしておくと効果が長持ちします。
雨水が残ってウロコが出来てしまうこともあるので、水滴を弾く撥水タイプのコーティングを施工しておくのがおすすめです。
キイロビンゴールドとは?
キイロビンゴールドは、プロスタッフ株式会社が製造・販売する、車の油膜取りができるカーケア用品です。ガラス専用のクリーナーで、カーケア用品店やプロスタッフの販売店、Amazonなどのインターネットで購入できます。
キイロビンゴールドの特徴
キイロビンゴールドはガラスの油膜取りに特化した商品で、ガラスクリーニングのプロ向けに開発された商品です。
一般的なガラスクリーナーよりも、短い時間で頑固な油膜を除去できるのが特徴です。
成分は「酸化セリウム」と「ガラスナノパウダー」が配合されており、油膜をすぐに落とせます。
ただし、キイロビンゴールドには強烈な臭いを感じる方も多いでしょう。
キイロビンゴールドとキイロビン120の違いとは
Prostaffから販売されているキイロビンゴールドと従来のキイロビン120は、どちらもガラスの油膜を除去するガラスクリーナーですが、成分や内容量に違いがあります。
キイロビンゴールド | キイロビン120 | |
内容量 | 200g | 120g |
成分 | 酸化セリウム・ガラス系ナノパウダー | 酸化セリウム |
値段 | 752円 | 486円 |
キイロビンゴールドは、従来のキイロビン120よりも約2倍の速さで油膜を除去できるようになっています。
キイロビンゴールドを使う時の注意点
キイロビンゴールドの特徴や便利な使い方について紹介してきましたが、使用する時に注意しないといけないこともあります。
大事なポイント3つについて、順番に解説していきます。
注意点1.力を入れすぎずに磨く
キイロビンゴールドだけに言えることではありませんが、油膜などの汚れを落とす時に、ついつい力を入れすぎて強くこすってしまう方もいるでしょう。
キイロビンゴールドに含まれる酸化セリウムは一般的な研磨剤と違って、力を入れてこすらなくても油膜が落とせるのです。
注意点2.頑固な油膜をきれいに落とす
車の油膜やウロコを落とすとき、水洗いすると弾く場所があるかもしれません。
水を弾くということは油分が残っていることなので、キイロビンゴールドで落とす必要があります。
水を弾いている状態でコーティングしてしまうのはもったいないです。1度の施工では落ちない頑固な油膜であれば、何度か繰り返し磨いてしっかり落としましょう。
注意点3.ガラス以外の場所には使わない
最後に、キイロビンゴールドは「ガラス専用」の洗剤です。
ガラス以外の部分には使えないので、万が一ボディなどに付いてしまった場合はすぐに洗い流すようにしてください。
変色や劣化してしまうリスクもあるので注意が必要です。
キイロビンゴールドの代用できる商品はある?
ここまで、キイロビンゴールドで油膜やウロコを落とす方法を紹介してきましたが、代用できる商品もあります。
モビフル編集部でおすすめするのが、おさるのスゴピカシリーズ「フロントガラス専用のウロコ取り」です。
油膜とウロコのどちらの汚れがついているか、見ただけでは判断できないですよね。油膜取りだけの商品は多くありますが、こちらならウロコも油膜も1本で落とせます。
酸化セリウムの配合も車を傷つけないように、全て日本製の液剤で作られています。
愛車をきれいに保ちたい人は1度使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
キイロビンゴールドの使い方や注意点について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
車の油膜を落とせるならウロコも取れるのではないか、と思ってしまいますよね。
ただし、油膜とウロコは別の汚れです。
汚れによって適切な洗剤を使って、車をきれいに保ちましょう。
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