車ガラスの水垢ウロコ落とし方!おすすめ最強ランキング【ウォータースポット除去】

車のガラスやボディについた水垢汚れってなかなか取れないですよね。

愛車の窓ガラス・ボディについた水垢を落とすには水垢ウロコ除去剤(ウォータースポット除去剤)がおすすめです。

しかし、ガラスのウロコ取りは、シュアラスター・ソフト99・リンレイなどから多く販売されていますが、どれを買っていいのか迷う人も少なくないでしょう。

そこで今回は、車のボディ・ガラスについた頑固な水垢を落とせる最強ウォータースポット除去剤と水垢ウロコの取り方を紹介していきます。

おすすめの最強水垢ウロコ取り(ウォータースポット除去)を、ユーザーのアンケートと併せて徹底比較しています。水垢の落とし方も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

車についた水垢やウロコの落とし方

車についた水垢・ウロコを落とす方法は、以下の方法があります。

  • カーシャンプーで落とす
  • ウロコ専用クリーナーで落とす
  • 台所用洗剤で落とす
  • コンパウンドで研磨して落とす

汚れの程度や予算、汎用性などから落とし方を選ぶのがおすすめです。それぞれの特徴や落とし方について解説していきます。

軽度のウロコはカーシャンプーで落とす

頑固なウロコ汚れでなければ、カーシャンプーで落とすことができます。

  1. 水で車についたホコリや砂を洗い流す
  2. カーシャンプーを水で薄めながら泡立てる
  3. スポンジに泡をつけて車をやさしく洗う
  4. たっぷりの水で流す
  5. 水分が残らないように拭きとる

このときの注意点は、汚いスポンジで洗わないこと・ゴシゴシこすりすぎないことです。

スポンジが汚れてしまったら、スポンジ自体をすぐに洗い、スポンジについた汚れでボディに傷がつかないようにしましょう。

また、他の方法を行うにしてもまずはシャンプー洗車をし、余計な汚れを洗い流す必要があるため洗車は必須だといえます。

しつこいウロコには水垢クリーナーでウロコ取りをする

中性洗剤やカーシャンプーでもウロコが取れない場合は、水垢クリーナーを使用するのがおすすめ。

車の頑固なウロコ取り方法4選!ボディやガラスを簡単に綺麗にする裏技を完全解説!

今回は「おさるのスゴピカウロコ取り」の使用方法を代表して紹介します。

  1. 水で車についたホコリや砂を洗い流す
  2. 水を綺麗なクロスで拭き取る
  3. スポンジに溶液をとる
  4. スポンジで除去したいウロコの部分を縦方向と横方向に擦る
  5. 水で車についたホコリや砂を洗い流す
  6. 最後にたっぷりの水で流して拭き取る
    ※ウロコが取れない場合は③~⑤を繰り返す

実際に施工している様子はyoutubeでも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

水垢クリーナーはさまざまなメーカーから販売されていますが、「おさるのスゴピカウロコ取り」は溶液をかけてスポンジで拭いて水で流すだけで頑固な水垢がとれます。

油性のウロコは台所用洗剤で落とす

実はウロコ汚れの一部は、中性洗剤である食器用の洗剤で落とせるのです。

というのも、ウロコ汚れのなかには油が原因で発生する「油膜」と呼ばれるものがあり、食器の油汚れと同じしくみで落とすことができるため。
こうした汚れはガラスに発生しやすくなっているので、以下の手順で落としてみましょう。

  1. バケツに台所用洗剤を入れる
  2. 水で薄める
  3. スポンジに洗剤液をつけ、汚れをこする
  4. 水で流す
  5. 水分が残らないように拭き取る

ガラス部分なのでボディ面と違い、ある程度強くこすっても構いません。

ただし、以下の2つには注意しましょう。

  • 洗剤をゴムの部分に付着させないこと
  • 洗剤がボディにかからないようにすること

中性洗剤はゴムの劣化を早めてしまうため、窓枠のゴム部品などはマスキングテープなどで保護しておくのが大切です。

また、ボディ部分に中性洗剤をかけてしまうと、ワックスや塗装を傷める恐れがあります。

ウロコをコンパウンドで研磨して落とす

水垢クリーナーでもなかなか落ちないような頑固なウロコには、コンパウンドを使い研磨することで汚れを根こそぎ落とす方法もあります。

プロが車を磨く際は、ポリッシャーと呼ばれる磨き専用の機器を使用しますが、ウロコを取る程度であれば手作業で十分です。

コンパウンドでウロコを落とす手順

  1. 綿のウエスなどにコンパウンドを少しつける
  2. ウロコを少しずつ研磨する
  3. 水で流す
  4. 水分が残らないように拭き取る

早く済ませたいからと力強く研磨してしまうと、傷がついてしまうので注意しましょう。

フロントガラスのウロコ取りには専用クリーナーがおすすめ

カーシャンプーで洗っただけで落ちないようなフロントガラスのウロコには、専用クリーナーが効果的です。

特に専用クリーナーの中でも商品数が多いのが、液体タイプのもの。

  1. フロントガラスを下洗いする
  2. 装飾品をマスキングする
  3. クリーナーをスポンジにつける
  4. スポンジでフロントガラスをこする
  5. 洗い流す

窓ガラスとフロントガラスではガラスの強度が異なるため、窓ガラスに使えてもフロントガラスに使えないというケースもあります。

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車の水垢ウロコ取りおすすめ最強ランキング7選【ウォータースポット除去剤】

軽い水垢から頑固な水垢まで自分で簡単に除去するためのガラス・ボディ用のウォータースポット除去剤を紹介していきます。
検証を行った際のポイントは以下の4つです。

「ウロコ除去力」
「使いやすさ」
「撥水力」
「乾燥のしやすさ」

ウロコ取りの除去力はもちろんのこと、付属のスポンジで角まで磨けるのか・クロスで水を拭き取りやすいのか・施工中に乾きにくいかなどを検証しました。気温28℃、晴れの日に施工してみて作業中の乾燥のしやすさを評価しました。

モビフル編集部が独自に調査した口コミも紹介しますので、おすすめランキング7選から自分に合った最強の除去剤を見つけてください。

おさるのスゴピカ
ウロコ取り 
プロスタッフ
魁磨き塾ウロコ取り
CARALL
水垢とりパッド
おさるのスゴピカウロコ取り プロスタッフ磨き塾ウロコ取り CARALL水垢取りパッド
タイプ 化学反応 溶解タイプ コンパウント
内容量 100ml 80ml パッド2個
価格 ¥2,980- ¥864- ¥566-
効果
撥水
購入する 購入する 購入する

1位:ステイゴールドジャパン おさるのスゴピカ「ウロコ取り」

除去力:◎
使いやすさ:〇
撥水力:◎
乾燥しやすさ:◎

おさるのスゴピカ「ウロコ取り」は汚れが落ちやすく、楽な力でウロコを落とせるので簡単に施工できます。
水で流すとすぐに撥水をして、クロスで水分を拭き取る時間が減りました。

施工途中で乾燥しなかったので、時間をかけて施工するときも白い跡が残りません。
スポンジも四角い形なので端までしっかりとウロコを落とすことができました。

モニター
おさるのスゴピカ ウロコ取りは、車だけでなく鏡やシンクにも効果があるので重宝します。 本当に色んな場面で使えるので良いですよ。皆さんも一度使ってみてください。おすすめです。
モニター
このクリーナーを使ってからは、効果が持続し、3カ月は余裕で持ちました。
ブランド ステイゴールド
価格 2,980円
内容量 100ml
溶液タイプ 化学反応タイプ
ボディ
付属品 スポンジ
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おさるのスゴピカ ウロコ取りおさるのスゴピカ ウロコ取り

2位:プロスタッフ 魁磨き塾ウロコ取り

除去力:◎
使いやすさ:〇
撥水力:〇
乾燥しやすさ:◎

プロスタッフの艶磨き塾ウロコ取りは幅が細いスポンジで磨くので、端まで磨きやすいです
軽い力でウロコがどんどん取れていくので施工も簡単で、施工途中も乾燥することがありませんでした。

しかし、溶液の成分として塩酸やフッ素化合物が含まれており強力な溶液なので取り扱いには注意しましょう。

ブランド プロスタッフ
価格 864円
内容量 80ml
溶液タイプ 溶解タイプ
ボディ ×
付属品 手袋・スポンジ・溶液を入れる容器

3位:CARALL 窓ガラスクリーナー

除去力:〇
使いやすさ:◎
撥水力:△
乾燥しやすさ:〇

スポンジに水をつけて擦るだけでウロコが取れるので、簡単に作業することができます。

ガラスにピタッと吸着してくれるので、スポンジを地面に落としてしまう失敗も少なくなりそうです。

ただ、液体に比べると力を入れないと落ちないので、施工する際は磨くときにしっかりこするように意識してみるといいかもしれません。

ブランド CARALL
価格 566円
内容量 スポンジ2個
溶液タイプ コンパウンド
ボディ ×
付属品

4位:リンレイ ReBirth

除去力:〇
使いやすさ:△
撥水力:△
乾燥しやすさ:〇

頑固なウロコまでは除去することができませんでしたが、目立つウロコは除去することができました。
施工中も乾燥することがなかったので、施工しやすいです。

しかし、スポンジの角が丸いのでガラスの隅々までウロコを除去することができないのがデメリットです。

モニター
比較的ウロコが取れやすくて、撥水性があり持続性もあるように感じました。
モニター
簡単に施工できて容量もたくさんあるので、ガラスだけではなくボディーにも施工できて良かった。
ブランド リンレイ
価格 487円
内容量 120g
溶液タイプ コンパウンド
ボディ ×
付属品 スポンジ

5位:SOFT99 ガラスリフレッシュ

除去力:〇
使いやすさ:△
撥水力:△
乾燥しやすさ:△

目立つガラスのウロコはとれますが、頑固なウロコは取れないので、頻繁にウロコ取りを行う方にはいいかもしれません。

しかし、乾燥しやすく施工途中もキュキュと音が鳴るので、黒板を爪で鳴らすときのような音で不快に感じる方は不快でしょう。

ブランド SOFT99
価格 1,219円
内容量 80ml
溶液タイプ コンパウンド
ボディ ×
付属品 スポンジ

6位:シュアラスター ゼロウィンドウ

除去力:△
使いやすさ:△
撥水力:〇
乾燥しやすさ:△

撥水力があるので、水を拭き取るときの時短になります。

施工中に乾燥しやすく、すぐ水で流す必要があるので施工中はホースを近くに置いておくことをおすすめします。
1分程度こすりましたが、ウロコが取り切れず残ってしまいました。

ブランド シュアラスター
価格 1,650円
内容量 80ml
溶液タイプ コンパウンド
ボディ ×
付属品 スポンジ

7位:カーメイト ガラス用ウォータースポットクリーナー

除去力:△
使いやすさ:△
撥水力:△
乾燥しやすさ:△

あまりウロコは取れませんでした。
乾燥もしやすいので、ウロコを擦り切る前に乾燥してしまいます。

特にスポンジの角は乾燥しやすいので、角のウロコはとることができませんでした。

車のガラス水垢ウロコ落とし方!おすすめ最強ランキング【ウォータースポット除去剤】

ブランド カーメイト
価格 709円
内容量 100ml
溶液タイプ コンパウンド
ボディ ×
付属品 スポンジ

フロントガラス用のウロコ取りはタイプで選ぶのがおすすめ

検証結果を踏まえた結論として、フロントガラス用のウロコ取りクリーナーは以下の3タイプの中から自分に合ったものを選ぶのがおすすめです。
・広い面積にすみずみまで使える「液体タイプ」
・お手頃価格で試せる「スポンジタイプ」
・手が汚れず簡単な「直塗りタイプ」
おすすめのフロントガラス用ウロコ取りクリーナー3つの検証結果を表にまとめるとこのようになります。
おさるのスゴピカ
ウロコ取り フロントガラス専用
CARALL
窓ガラス用水アカとりパッド
プロスタッフ 魁磨き塾
ウロコ取りフロント&リアガラス用
研磨タイプ
タイプ 液体 スポンジ 直塗り
内容量 30ml 50g 45ml
価格※ ¥3,480- ¥566- ¥823-
効果 強い 普通 普通
使いやすさ 普通 簡単 簡単
細部の
磨きやすさ
良い 普通 悪い
購入する 購入する 購入する
最も効果が強かったのは液体タイプ。細かい部分にも使いやすく、使う量の調整もしやすいため、万能に使うことができます。迷ったら液体タイプを選べば間違いないでしょう。
ただし、ウロコのつき方があまり重度でない場合はスポンジタイプや直塗りタイプも便利です。
とにかく安いもので試してみたい方はスポンジタイプ、手を汚さず気軽に使いたい方は直塗りタイプを使うと良いでしょう。

広い面積にすみずみまで使える「液体タイプ」

どのクリーナーを使うか迷った時は液体タイプのクリーナーがおすすめです。
液体タイプは、スポンジやクロスにクリーナーを付けて磨きます。ウロコ取りクリーナーの中でも最も多いのが液体タイプの商品です。
実際に使うと液がなめらかで伸ばしやすく、ガラスの四隅などの細かい部分を磨くときにも便利です。

お手頃価格で試せる「スポンジタイプ」

もっと安価でウロコ取りを試してみたいという方には、スポンジタイプのクリーナーがおすすめです。
水で濡らすと表面の研磨剤が溶けだしてくるので、液をつけながら作業する手間を省けるのがメリットです。
使い始めはクリーナーが弾かれますが、30秒程度経つとなじみます。
頑固なウロコを90回(1分程度)こすると汚れが薄くなってきましたが、端までキレイに磨くのには時間がかかってしまうでしょう。

手が汚れず簡単な「直塗りタイプ」

さらに手軽にウロコを取りたい方におすすめなのが直塗りタイプ
握りやすい容器の形をしており、キャップを開けると円形のパッドが出てきます。側面を押すと中心から液が出てくる仕組みです。
直接ガラスにパッドを当てて使うので手を汚すことがありません。ただし、円形なので四隅まで磨けないのがデメリットです。
以上の3タイプから、あなたの重視したいポイントに合わせてウロコ取りクリーナーをぜひ選んでみてください。
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【注意】車のウロコ取りには向かない方法

今回、ウロコ取りに効果があるとされる「酢」「クエン酸」「鏡用スポンジ」の3つをフロントガラスで試しましたが、検証結果は以下のようになりました。

▼日用品でフロントガラスのウロコ取りをした結果

  • 酢・クエン酸では取り切れない
  • 鏡用スポンジは傷のリスク&かかる時間がネック

実際の使用感や専門家の意見を踏まえて、それぞれについて詳しく解説していきます。

酢・クエン酸では取り切れない

家庭の水回りのウロコには、酢やクエン酸が使われることがあります。

しかし、今回の検証でフロントガラスのウロコに試したところ、酢やクエン酸でウロコを取ることはできませんでした。

それぞれの使い方は以下の通りです。

▼酢の使い方

  1. 2枚重ねにしたキッチンペーパーに酢をしみ込ませる。
  2. キッチンペーパーをガラスに貼り、15~20分放置する。(今回は20分放置)
  3. 放置している最中に乾燥してきた場合は酢を足す。(今回は10分経過時に追加)
  4. キッチンペーパーをはがして水洗いする。

お酢は強いニオイがするため、作業場所を選ぶ必要があります。

▼クエン酸の使い方(商品の使用方法に準ずる)

  1. 1㎡あたり6回を目安に、ガラスに直接スプレーする。
  2. キッチンペーパーなどで拭き取る。
  3. 拭きムラがあれば再度拭き取る。


※検証では廃車を使っているため、モールなどのマスキングはしていません

使い方は簡単ですが、酢もクエン酸も酸性の液体であるため、ボディへ垂れてしまわないように気を遣わなければなりません。

施工後の水のはじき方を見ると、写真のようにまだらに水が残ってしまいました。

ウロコが取れていれば水は表面に貼りつくようにキレイに流れていくので、今回は汚れが残っているということです。

専用クリーナーを使った上段・中段と比べると、水の流れ方の違いがわかりやすいです。

このように、酢やクエン酸は車体を傷めるリスクが高いうえ効果を感じることができなかったため、車のウロコ取りには使わない方が良いでしょう。

鏡用スポンジは傷のリスク&かかる時間がネック

続いて試したのは、お風呂場の鏡などに使われるスポンジである、小久保の「SDダイヤモンドパフ」

人工ダイヤモンドがついたスポンジでウロコを削り取る仕組みです。

しかし、こうしたスポンジをフロントガラスに使うのは傷のリスクがあるうえ、時間がかかってしまいます。

鏡用スポンジも専用クリーナーと同様に水で濡らして2分間ガラスをこすってみましたが、サイズが小さいため短時間では全面を磨くことができません。

また、こすっている間はシャリシャリとした感覚がありました。

水のはじき方を見てみると、一部変化がありましたが端の部分にはウロコが残っています。

端に残った汚れを力を入れて再びこすると、落とすことができました。
小さい面積を集中的に磨くのであれば、汚れを落とすことができるようです。

しかし、本来は車のガラスに使うものではないうえに力を入れてこする必要があるため、ガラスに傷をつけてしまうリスクが高くなります。

またスポンジのサイズも小さいため、お風呂場の鏡などよりも面積が大きいフロントガラスを磨くには効率的ではありません。

このように、鏡用のスポンジでは面積の大きなフロントガラスを傷つけずに磨くことが難しいため、専用クリーナーを使った方が効率的にウロコを取ることができるでしょう。

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車のウロコ取りで失敗しないための注意点2つ

ウロコの4つの取り方がわかりましたが、失敗しないためには以下の2つには注意しておかなければなりません。

車のウロコ取りの2つのコツ

  • 汚れの油性・水性に合わせて使うものを変える
  • ボディとガラスでクリーナーを使い分ける

それでは、1つずつ詳しく説明していきます。

汚れの油性・水性に合わせて使うものを変える

1つ目のコツは、油性の汚れと水性の汚れとで使うものを分けることです。

先ほども触れた通り、ウロコには「油膜」などの油性の汚れと「水垢」などの水性の汚れがあります。

触るとベタベタする場合は、ワックスやオイルが溶けてできた油性の汚れです。

クリーナーにも、「油性の汚れを溶かす効果」「水性の汚れを溶かしたり削ったりする効果」の2種類があり、落としたい汚れに適したクリーナーを選ぶ必要があります。

例えば、油膜取りクリーナーの「キイロビンゴールド」には写真のように「ウロコは除去できません」という注意書きがされています。

実際に使ってみると、ワイパーの跡に沿ってはじかれて、ウロコ専用のクリーナーよりもなじむまでに時間がかかってしまいました。

このように、クリーナーによって得意な汚れが異なるので、注意書きをよく読んで選ぶようにしましょう。

ボディとガラスでクリーナーを使い分ける

2つ目のコツは、使う場所によってクリーナーを使い分けること。

ウロコ取りクリーナーの成分は、ウロコを溶かして落とす「溶剤」と、ウロコを削り取る「研磨剤」の2種類に分けることができます。

それぞれの成分と使う場所の相性は以下の表の通りです。

▼ウロコ取りの成分と使う場所の相性

溶剤 研磨剤
ボディ(塗装面)
フロントガラス・
ワイパー付きのリアガラス
その他のガラス

ボディはガラスより強度がないため、研磨剤を使うと傷がついてしまいます。

また、溶剤をフロントガラスに使うことはできません。

フロントガラスには、サイドガラスとは違いワイパーがついているため、写真のような細かな「ワイパー傷」があります。

溶剤が主成分のクリーナーは、このワイパー傷に入ってしまうと白く濁ってしまったり、光が屈折して運転の妨げになってしまったりするため、フロントガラスには使うことができません。

これはワイパーのついているリアガラスについても同様です。

写真のように、「車のガラス専用」と書かれた商品であっても、フロントガラスには使用不可のものが多くあるので注意が必要です。

「使用上の注意」の中に書かれていることもあるので、購入する前に目を通しておきましょう。

このように、ウロコ取りは使う場所に合わせて選ぶ必要があるため、上記の表や商品の説明を確認して、適したグッズを使うようにしましょう。

業者でウロコ取りをしてもらうときの料金

「自分でウロコ取りをするのは面倒くさい」「車を一切傷めずに頑固なウロコを確実に落としたい」といった場合は、プロの業者へウロコ取りを依頼することもできます。

メリット・・・プロに依頼した方が短時間できれいに仕上げてもらえる・道具を揃える必要がない
デメリット・・・ウロコ取りのみのメニューがなくコーティングとセットしかない場合もある

以下では、「ウロコ取り単体のメニュー」と「コーティングとセットのメニュー」それぞれの価格の例を紹介します。

▼単体のメニューの例

メニュー 価格
窓ガラスの”ウロコ”取りフロント・リア・ルーフ 税込12,600円

参考:キーパーラボ

▼コーティングとセットのメニューの例

車体サイズ 車体サイズ 価格
ガラスコーティング(1年耐久) 軽自動車 税込16,500円
10.5立方メートル未満 税込18,500円
10.5~14.0立方メートル未満 税込20,500円
14.0立方メートル以上 税込22,500円

参考:イエローハット

このように、自分でウロコ取りをするか業者に依頼するかは、費用と手間の両方を考えて判断すると良いでしょう。

車のガラスやボディの水垢ウロコを予防する方法

ウロコを取ってキレイになったフロントガラスでも、何もしていなければまたすぐに汚れがついてしまいます。

車についたウロコを綺麗にする方法を紹介しましたが、車のウロコとは、汚れが含まれた水が車に付着し、水だけが蒸発することで発生した汚れです。

水は蒸発しますが、汚れがそのまま残ることにより水滴の跡のような汚れができるのです。

車の窓ガラス・ボディのウロコ取り方4選!簡単に綺麗にする裏技を解説!

そこで、車の水垢・ウロコを予防するために以下の3つを意識してみましょう。

▼ガラスやボディのウロコを予防する3つの方法

  • ガラスとワイパーの汚れをこまめに取り除く
  • 拭き上げやコーティングで水分が残りにくくする
  • カバーや屋根で紫外線をブロックする

これらを意識すれば、ウロコの原因となる「水の中の不純物」と「紫外線」を避けることができるため、汚れを防止できるのです。

まとめ

車のガラス用の最強ウォータースポット除去剤おすすめ10選を紹介してきました。

ガラス用のウォータースポット除去剤には多くの種類があり、それぞれに特徴があります。

窓ガラスやボディなど使える場所で選んだり、ウォータースポットか油膜、イオンデポジットなど汚れの種類で選んだりすることがポイントです。

しかし、専門用語が多くてわからないという方も多いと思います。その場合は万能タイプのクリーナーを使用することがおすすめです。

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