夏タイヤが安くなる時期は?サマータイヤを格安で買う裏ワザ

夏タイヤが安くなる時期は?サマータイヤを格安で買う裏ワザ

タイヤは決して安い商品ではありません。特に4本すべて買うとなると、出費は大きいものです。

夏タイヤを購入する場合、少しでも安く買いたいと考える方がほとんどでしょう。

夏タイヤは一年中販売されているため、いつでも同じ値段なのではないかと思われているかもしれません。しかし、夏タイヤには安くなる時期や安く買うための方法が存在します。時期・買い方によって異なる値段の違いを抑えておけば、お得に買える可能性が高まります。

そこで当記事では、夏タイヤが安くなる時期、および安く買う方法について解説していきます。

また、モデルチェンジによるタイヤの価格変動や、タイヤのセールなどについても解説するので、夏タイヤを安く買いたい方は、ぜひお読みください。

目次

夏タイヤが安くなる時期や方法は地域によって異なる

「夏タイヤが安くなるのはこの時期」と一概に言うことはできません。というのも、安くなる時期は、地域によって異なるためです。

雪が多く降る地域とあまり降らない地域では、暮らす人々のタイヤの履き替え時期や、履き替える割合も変わってきます。したがって、地域によって夏タイヤの需要の波は大きく異なります。

温暖地域や降雪地域における、夏タイヤを安く買える時期や安く買うための時期は、次の通りです。

温暖地域:年末
降雪地域:9~10月頃、3~4月頃

温暖地域で夏タイヤを安く買う時期・方法

温暖地域は、降雪地域ほど安くなる時期はありません。

冬の一部の時期しか雪が降らない上、一年を通して過度に寒い日が存在しないため、夏タイヤ・冬タイヤの需要の波も小さいというのが理由です。

時期による大きな価格の差はないものの、あるコツを意識すれば、温暖地域でも安く夏タイヤを買える可能性が高まります。

温暖地域で夏タイヤを買う方は、以下のコツを意識しましょう。

・年末の売り尽くしセールを狙う
・セット購入で値引きしてもらう

それぞれについて、詳しく解説していきます。

年末の売り尽くしセールを狙う

1つ目は、「年末の売り尽くしセールを狙う」です。

お店は1年間で売るタイヤの目標本数を決めています。そして1年の終わりである年末は、目標本数を達成するか否かのタイムリミットが迫っている状態と言えます。

お店側は販売本数を少しでも増やしたいと思っているため、年末は安く売ってくれる可能性が高まるでしょう。

特に温暖地域は、スタッドレスタイヤが冬にあまり売れないケースも多くあります。スタッドレスタイヤの売れ行きが良くない場合、夏タイヤを大量に安く売ることで、タイヤの販売本数を稼ごうとする動きが出てくる可能性があります。

セット購入で値引きしてもらう

2つ目は、「セット購入で値引きしてもらう」です。

ほかに欲しい商品がある場合は、セットで購入しましょう。

ほかの商品も一緒に買ってもらえるというのは店舗側からしてもメリットが大きいため、値引きしてもらえる可能性は十分にあるでしょう。

セット購入の例としては、以下のようなものが挙げられます。

・夏用タイヤとカーナビを一緒に買う
・夏用タイヤの購入と車検の実施を一緒に行う
・夏用タイヤとタイヤチェーンを一緒に買う
・夏用タイヤとスタッドレスタイヤを一緒に買う

セット購入を交渉材料として、一度値引き交渉をしてみるようにしましょう。

「車ならわかるけど、タイヤも値引きをしてもらえるの?」と考える方もいるでしょう。しかし、タイヤであっても値引き交渉に成功して安く買えるケースはあります。

Twitter上でも、「タイヤの値引き交渉を行った結果安く買えた」という体験談が散見されています。

セット購入という交渉材料があれば、より成功確率は高まります。ぜひ一度交渉してみてください。

降雪地域で夏タイヤを安く買う時期

降雪地域は、温暖地域に比べ、時期による夏タイヤの値段の変化が大きい傾向にあります。降雪地域は冬になるとたくさんの雪が降り積もり、地面が凍結しやすくなるため、夏タイヤ・冬タイヤの需要が1年を通して大きく変化するというのが理由です。

降雪地域で夏タイヤが安くなりやすいのは、以下の時期です。

・9~10月頃のスタッドレスタイヤが並び出す時期
・3~4月頃の夏タイヤの需要が高まる前

降雪地域にお住まいの方は、以上の時期を狙って夏タイヤを購入するようにしましょう。

それぞれについて、以下で詳しく解説します。

9~10月頃のスタッドレスタイヤが並び出す時期を狙う

1つ目のポイントとして、9~10月頃のスタッドレスタイヤが並び出す時期を狙って購入するようにしましょう。

9〜10月に安くなりやすい理由は、以下の2つになります。

  • スタッドレスタイヤの販売が開始される時期である
  • 現在店にある夏タイヤを今年中に全部売りたいと考えている

スタッドレスタイヤが販売される時期

当時期に夏タイヤが残っていると、スタッドレスタイヤを置く上で邪魔になってしまいます。店舗は、余分にスペースを取る存在となった夏タイヤの在庫を少しでも減らしたいと考えます。

したがって、スタッドレスタイヤを売るためのスペースを作るために、値下げを行う可能性が高まるのです。

店舗の都合

タイヤはゴムでできているため、日が経つにつれて少しずつ劣化していきます。ただ倉庫に保管しているだけでも、だんだん質が悪くなっていくのです。

お客さんも当然、古いタイヤよりは新しいタイヤの方が欲しいと感じるでしょう。タイヤの古さは側面に書かれた製造年月でわかるため、古いタイヤは残れば残るほどに売れなくなっていってしまいます。

10月時点で売れ残った夏タイヤを春に出すと売れ行きが悪くなる可能性があるため、店舗側も「冬に入る前に全部売りたい」と考えています。したがって、売れ残るタイヤを少しでも減らすために安く売るのです。

ただし当時期に売っている夏タイヤの中には、春〜夏に売れなかった売れ残りのタイヤも多くあります。売れにくい不人気のタイヤや、古めのタイヤを優先的にすすめてくるケースも多いため、注意が必要です。

経年劣化したタイヤを購入しないためにも、タイヤをすすめられた際は必ずタイヤがいつのものであるかを確認しましょう。

タイヤの古さは、タイヤ側面に書かれた製造年月を見たり、スタッフに尋ねたりすることでチェックできます。

3~4月頃の夏タイヤの需要が高まる前を狙う

2つ目のポイントとして、3~4月頃の夏タイヤの需要が高まる前を狙うことをおすすめします。

3月の下旬から4月の上旬あたりは、雪が溶け始めるため、スタッドレスタイヤから夏タイヤに履き替える人が急増します。履き替えをきっかけに新たなタイヤへと買い替える人も増えるため、夏タイヤの需要が高まり始める時期だと言えます。

特に3月は、夏タイヤが一年で最も売れる日だとも言われています。

需要が高まりだす時期の前、つまり2〜3月ごろは、夏タイヤの在庫が豊富となります。したがって、比較的安い価格で買える可能性が高まるのです。

加えて、3月は多くの会社の決算期でもあるため、販売目標の達成のために安く販売しているケースもあるでしょう。

モデルチェンジするタイヤは安くなる

安い夏タイヤをねらう場合、タイヤのモデルチェンジについても抑えておきましょう。

タイヤにはモデルチェンジが存在し、モデルチェンジが起こる直前は現行のモデルが安くなります。新しいモデルのタイヤを売り始めるためには、現在のモデルを売り切らなければならないためです。

タイヤの性能をそこまで重視しない方であれば、モデルチェンジ直前の現行モデルの安売りは大きなチャンスとなるでしょう。

ただし、性能は新モデルよりも劣るケースがほとんどであるため、タイヤの性能にこだわる方は注意しましょう。

あたかもセールをしており、安いかのような表記には注意

タイヤが欲しいと思っているときにセールのチラシなどを見つけると、得した気分になるかもしれません。

しかし、セールに惹かれてタイヤを買う前に、知っておいていただきたいことがあります。

近年のタイヤ業界は、一年中セールを行っているケースがほとんどです。
年中セールを行っているにもかかわらず、「今だけお得」といったような書き方をされているケースも少なくありません。

新聞をとっている人の中には、「タイヤのセールのチラシがいつも入っている」と感じたことがある人もいるのではないでしょうか。

ほかにも、製造年月が古いタイヤや保管状態の悪いタイヤを特別なセールと銘打って販売していることもあります。

保管状態の悪いタイヤとは、店頭に置かれており、強い日差しをずっと浴びているようなタイヤのことです。

古いタイヤ・保管状態の悪いタイヤは、質が悪くなっていたり、長持ちしなかったりと、運転に悪影響をおよぼすケースが多いため注意が必要です。

安いタイヤを買う際は、タイヤの側面を見て製造年月を確認したり、どのような状態で保管されているかをチェックしたりすることを忘れないようにしましょう。

シーズン関係なく安く夏タイヤ買う方法

夏タイヤを最も安く購入する方法は、ネット通販が良いでしょう。

何よりも安さにこだわりたい人は、格安タイヤ専門店「オートウェイ」などのネット通販がおすすめです。

実店舗を持たず、地代や人件費を大幅にカットできるため、タイヤショップの50%ほど安く購入できることもあります。

タイヤの購入だけでなく、取り付けまでネットで完結することができます。

気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。

タイヤの白化に悩んでいる方にはこの1本!

タイヤを安く買う方法について紹介してきましたが、タイヤの劣化や白化に悩んでいて検討を購入している人もいるでしょう。

直射日光の紫外線や雨により、タイヤはどんどん劣化して白化してしまいます。

ボディやガラスをピカピカにしていても、タイヤが劣化していると全体の印象に影響してしまいますよね。

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まとめ

最後に内容をおさらいします。

夏タイヤが安く購入できる時期や方法は、地域によっても異なります。

雪があまり降らない温暖地域の場合、冬タイヤの需要にもほとんど波がないことから、1年を通していつも同程度の値段で売っている傾向にあります。

一方で降雪地域の場合、冬タイヤの需要に大きな波があるため、時期によって夏タイヤの値段が大きく異なります。

温暖地域で夏タイヤを買う場合は、年末の売り尽くしセールを狙いましょう。店舗は1年間に売りたいタイヤのノルマを設定しており、年末はそのタイムリミットとなっています。少しでも多く売りさばいてノルマを達成したいと考えているので、安く購入できる可能性が高まります。

また、カーナビやタイヤチェーン、スタッドレスタイヤを一緒に購入したり、車検を一緒に実施したりと、何かをセットにするのもおすすめです。セット購入は店舗の利益につながるため、値引きを行ってもらえる可能性が高まるでしょう。

降雪地域の場合は、9〜10月ごろ・3〜4月の前を狙いましょう。9〜10月は、冬に向けてスタッドレスタイヤが販売され始めます。スタッドレスタイヤを売るためのスペースを作るためには夏タイヤの売れ残りをできる限り減らす必要があるため、店舗側は「安くしてでも買ってもらいたい」と考えるのです。

3〜4月は、夏タイヤの需要が高まり始める時期です。需要の急増に合わせて大量の在庫が入荷されるため、比較的安い価格で販売されることが予想できます。

時期や方法を考慮しつつ、上手に夏タイヤを購入してみてください。

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