「そろそろ車検だけど費用が高くならないか心配…」
「ディーラー車検を安く受ける方法はないの?」
「ディーラー車検ってどうして高いの?」
上記のようなお悩み・疑問をお持ちではないでしょうか?
費用が高くなりがちなディーラー車検、何とか費用が安くならないかと考えている方も多いと思います。
そこで当記事では、ディーラー車検の費用を安く抑える方法について詳しく解説していきます。
あわせて、以下についても解説していきます。
- ディーラー車検が高い理由
- ディーラー・他の車検業者の費用相場
- ディーラー車検のメリット・デメリット
ディーラー車検の費用が高額になりそうで心配・何とか出費を抑えたいという方は、ぜひ参考にしてください。
ディーラー車検が高額な理由
そもそも、なぜディーラー車検は高くなるのかについて解説していきます。
高額になる主な理由は以下の通りです。
- 車検整備・修理に純正パーツを使用しているから
- 時間をかける丁寧な整備で工賃が高くなるから
- 万が一の事態に備えて予防整備を行うから
- 人件費・技術料が高いから
それぞれ順番に解説していきます。
車検整備・修理に純正パーツを使用しているから
ディーラー車検が高額になのは、価格の高い純正部品を使った車検整備・修理によるものです。
純正部品はメーカーが使用を推奨している・品質が良いということもあり価格が高く、車検料金にも大きく影響します。
純正・社外・リビルト部品を使用した場合の、フロントドライブシャフト交換費用例を見ていきましょう。
トヨタのプリウスの該当部品を修理・交換した場合の費用は以下の通りです。
部品種類 | 部品価格の相場 | 工賃相場 | 合計費用 |
---|---|---|---|
純正部品 | 30,000~50,000円 | 15,000~20,000円 | 45,000~70,000円 |
社外品 | 15,000~20,000円 | 15,000~20,000円 | 30,000~40,000円 |
リビルト品 | 9,000~15,000円 | 17,500~22,500円 | 26,500~37,500円 |
上記のように、純正部品を使用することで価格が高くなるケースは多いです。
車検整備費用は交換・使用する部品の値段に大きく左右されると言っても過言ではありません。
時間をかける丁寧な整備で工賃が高くなるから
ディーラーの車検整備は丁寧で時間をかける性質上、工賃が高くなる傾向にあります。
工賃は基本的に、どの車検業者でも時間制であることが多く、時間をかければかけるほど高額になります。
ディーラーは車検時に、異常のありそうな箇所・出そうな箇所を綿密にチェックして、点検・整備に時間をかけるため、工賃が高くなるケースが多いです。
高額になった工賃は車検費用に大きく影響するため、ディーラー車検が高くなる大きな理由の一つです。
万が一の事態に備えて予防整備を行うから
3つ目の理由は、車検時の予防整備による整備費用の高騰です。
ディーラーは車検完了直後の車の不具合や故障などによる事故を防ぎたいため、徹底的に予防整備を行います。
これにより車検時に整備する箇所が増えてしまうので、車検費用が高くなってしまいます。
例えば、ブレーキパッドの交換は予防整備の対象になることが多いです。
一般的に、ブレーキパッドの交換目安は「残り残量が2〜3mm」と言われていますが、ディーラーでは4mmで交換するのが一般的です。
年間走行距離が多い場合は、5mmほどで交換をすすめられることもあるようです。
もちろん交換を控えてほしいと相談することは可能ですが、車検や交換部品の知識に乏しい方はそのまま交換してしまうケースもあると思います。
上記のように、車検に直接関係ない箇所を複数整備することで費用が高くなってしまいます。
整備要員の人件費が高いから
ディーラーの人件費の高さが、サービス料金・技術料・その他費用に大きく影響している可能性が高いです。
「令和5年度 自動車特定整備業実態貯砂結果の概要について」に業者ごとの整備要員の平均年収が記載されていました。
ディーラーと車検専門店・カー用品店などの整備要員の平均年収を比較したものです。
所属分類 | 平均年収額 |
---|---|
ディーラー | 489.6万円 |
専業(車検専門) | 378.3万円 |
兼業(車検以外のサービスも提供) | 406.5万円 |
上記の通り、ディーラー整備士の年収平均は他業者の整備士よりも80〜110万円ほど高いことが分かりました。
あまりにも差が大きいので、この給与差が技術料・サービス料金の高さにつながっている可能性が高いです。
ディーラー・各民間車検業者の費用比較
ディーラー車検の実際の費用相場を見ていきましょう。
大体の費用感をつかむため、以下ではディーラー・代表的な民間車検業者の費用を比較していきます。
業者名/車両重量 | 軽自動車 | 小型乗用車(501~1,000kg) | 中型乗用車(1,001~1500kg) | 大型乗用車(1,501~2,000kg) |
---|---|---|---|---|
ディーラー | 48,000~68,000円 | 66,000~106,000円 | 94,000~124,000円 | 112,000~142,000円 |
車検のコバック | 41,840円~ | 50,150円~ | 58,350円~ | 66,550円~ |
車検の速太郎 | 45,540円~ | 55,450円~ | 63,650円~ | 71,850円~ |
マッハ車検 | 41,540円~ | 51,450円~ | 59,650円~ | 67,850円~ |
コスモ車検(コスモ石油) | 37,440円~ | 45,750円~ | 53,950円~ | 62,150円~ |
エネオス・Dr.Drive | 48,000~58,000円 | 61,000~71,000円 | 70,000~80,000 | 80,000~90,000 |
ガリバー | 61,190円~ | 70,500円~ | 79,800円~ | 89,000円~ |
ネクステージ | 52,940円~ | 62,850円~ | 71,050円~ | 79,250円~ |
イエローハット | 48,000~58,000円 | 56,000~66,000円 | 64,000~74,000円 | 72,000~82,000円 |
オートバックス | 48,000~52,000円 | 48,000~54,000円 | 70,000~74,000円 | 72,000~88,000円 |
※各業者の最低料金を想定した金額です。
※上記の価格は目安です。上記とは違う金額になる可能性もあるので注意が必要です。
※上記価格はキャンペーン割引・早期割引などを適用していません。
表内に登場したすべての車検業者の費用平均は以下の通りです。
車両重量 |
車検業者の平均車検費用 |
ディーラーの車検費用 |
---|---|---|
軽自動車 |
49,449円 |
48,000~68,000円 |
小型乗用車(501~1,000kg) |
60,015円 |
66,000~106,000円 |
中型乗用車(1,001~1500kg) |
71,145円 |
94,000~124,000円 |
大型乗用車(1,501~2,000kg) |
80,565円 |
112,000~142,000円 |
比較表を見て分かる通り、ディーラーの車検費用は業界でもトップクラスの高さであり、車両重量が増えるほど、民間車検との料金差が大きくなっています。
利用を考えている方は、コストと質が見合っているかを加味して、実施の車に合った車検業者を再検討するのがベストです。
ディーラー車検の費用を安く抑える方法
ディーラー車検の費用を安く抑える方法を紹介していきます。
まず最初に、次の4つのポイントを押さえておきましょう。(下記ポイントを地味な装飾に、安くする方法を派手な装飾にする)
- 車検費用の予算を詳細にを決めておく
- 車検に求める基準を決めておく(必要最低限の整備で十分など)
- 見積もり・車検予約は早めにとっておく
- 整備が必要な箇所を把握しておく
自分がどれくらい車検にお金をかけられるのか、どの程度の整備で満足するかなどを事前に決めておき、見積もりは2〜3カ月前の段階でとっておきましょう。
整備内容の相談・値引き交渉をするうえで非常に重要になります。
そして、上記のポイントを踏まえたうえで実践してほしい方法は、以下の6つです。
- 必要最低限の整備をしてもらう
- 早期予約割引を利用する
- ディーラーの決算期に車検を受ける
- キャンペーンを実施しているタイミングで車検を受ける
- 月末・月の最終週に車検を受ける
- 日ごろから愛車のメンテナンスをする
それぞれ順番に解説していきます。
必要最低限の整備をしてもらう
必要最低限の整備をしてもらうことで、ディーラー車検の整備費用を安く抑えることが可能です。
この方法は過剰整備によって費用が高額になるのを防げるので、おすすめです。
見積もり時点で不要と感じた整備項目は外して、検査項目に含まれる部分だけを整備してもらいましょう。
前述の通り、ディーラーでは将来的な不具合・故障を未然に防ぐために、一般的な修理・交換目安時期よりもかなり早く整備を行います。
整備箇所が多くなると、車検費用はもちろん高くなります。
「過剰整備だ」「交換したばかりの箇所が含まれている」など感じた・気づいた場合は、必要最低限の整備を打診してみましょう。
早期予約割引を利用する
ディーラーで用意されている「早期予約割引」を利用すると車検費用を安くすることが可能です。
例えば、半年前の予約で車検料金から10%、3か月前の予約で5%割引されるなど、予約するのが早いほど割引率も高くなる傾向にあります。
早めの予約によってディーラー側も人員がどれぐらい必要か想定できるため、ディーラーにとっても大きいメリットとなります。積極的に利用していきましょう。
ただ、早期予約割引を実施してない店舗もあるので注意が必要です。実施状況は利用を考えている店舗に確認を取るようにしましょう。
キャンペーンを実施しているタイミングで車検を受ける
ディーラーごとに実施されている様々なキャンペーン・割引を利用する方法も効果的です。
ディーラーでは店舗ごとに様々なキャンペーン・割引を用意しており、Web予約割引やシニア割引など多岐にわたります。
多くの店舗で用意されているのが「代車不要割引」です。
文字通り、代車を利用しなければ適用される割引で、車検費用から1,100~4,400円ほど割引されるのが相場です。
他にも店舗ごとに様々な特典が用意されているので、興味のある方は電話などで確認を取ってみましょう。
ディーラーの決算期に車検を受ける
ディーラーの決算月の3月・9月に車検を受けると車検費用を安く抑えられる可能性があります。
多くの場合、ディーラーは決算期・中間決算期である3月や9月に車検目標台数を高く設定する傾向にあります。
上記の期間はできるだけ多くのユーザーに車検を受けてもらいたいため、車検費用を通常よりも安く設定する店舗もあります。
ただ、すべての店舗で実施しているわけではないので、料金に関しては事前に店舗に確認を取るようにしましょう。
月末・月の最終週に車検を受ける
月末に車検を受けることでも、車検費用を割り引いてもらえる可能性があります。
先述の章でも少し触れましたが、ディーラーは車検台数の目標を月ごとに決めています。
月末ごろに目標台数未達だと、車検台数を増やすために料金安く設定する、もしくは割引に応じてくれることがあります。
先述の決算期に車検を受けられない方は、こちらの方法を試してみてください。
日ごろから愛車のメンテナンスをする
日常的に車の状態をセルフチェックして、整備費用を安く抑えることが可能です。
最も代表的な例はエンジンオイル交換です。
エンジンオイルはエンジンの状態を良く保つ役割を持っており、こまめに交換することでエンジン回りのパフォーマンスを正常に保てます。
交換頻度を高くすることで出費がかさむ恐れはありますが、エンジン修理・交換が必要になるような故障を防ぐことが可能です。
エンジンの分解修理が20〜50万円ほどかかることを考えると、日ごろのメンテナンスがいかに大切か分かりますね。
このように、日常的に車の状態をチェック・手入れすることで将来的に発生しうる高額出費を防ぐことができます。
さらに車検費用を安く抑える方法
先程の見出しでは、ディーラー車検の費用を抑える方法を紹介しました。
この章では、どの車検業者を利用したとしても費用を安く抑えることが可能な方法を紹介していきます。
方法は以下の2つです。
- 料金の安い車検業者を選択する
- 可能であれば自分で整備を行う
それでは順番に解説していきます。
料金の安い車検業者を利用する
車検費用を安く抑えるには、車検基本料が安い業者を利用することは最も効果的です。
ディーラー車検と車検基本料の安い業者の費用相場を比較してみましょう。
比較対象として、車検基本料がトップクラスに安価な「コスモ車検」(コスモ石油)を上げて比較していきます。
車両重量 | コスモ車検の車検基本料 | ディーラーの車検基本料 |
---|---|---|
軽自動車 | 9,900円 | 20,000~40,000円 |
小型乗用車(501~1,000kg) | 9,900円 | 30,000~60,000円 |
中型乗用車(1,001~1500kg) | 9,900円 | 50,000~70,000円 |
大型乗用車(1,501~2,000kg) | 9,900円 | 60,000~80,000円 |
上記の通り、車検基本料だけで10,000~50,000円ほどの差額が発生してきます。
これほど差が大きいと車検費用の合計額に与える影響はとてつもなく大きいです。
可能な範囲で車を自分で整備する
車検の点検箇所を自分で整備して、車検時の費用を安くする方法も効果的です。
理由としては、以下のメリットが大きいです。
- 自分で安いパーツを選んで交換・修理することが可能
- 工賃がかからない
車検整備の際は自分でパーツを選べない場合が多いので、価格重視でパーツを選べる点はメリットとして大きいです。
また、車検業者が設定している工賃(作業料金)は簡単な作業でも高額になるケースが多いので、これが無料になる点は非常に魅力的だと言えます。
整備する難易度は高いですが、正しい手順を踏めば比較的簡単に交換できる箇所もあります。
車検業者に見積もりを出してもらった際、整備項目の中から「自分で整備できそうな箇所」がないか探してみましょう。
以下は車検の点検項目かつ、簡単に交換ができる箇所の例と費用相場です。
整備箇所 | 交換費用の相場 |
---|---|
ワイパーゴムの交換 | 400~1,500円 |
ウォッシャー液の補充 | 150~1,000円 |
灯火類(ヘッドライト・ブレーキランプなど) | 2,000~18,000円 |
灯火類は表内でも比較的高めですが、車検業者では上記の値段+工賃(7,000~15,000円ほど)がかかるのに対して、セルフでの交換は上記の部品代だけで済みます。
このように、セルフでの整備で整備費用を安く抑えることができるので、興味のある方はぜひ実践してみてください。
ディーラー車検を利用するメリット
ここまでディーラー車検の費用相場・安くする方法を解説しましたが、ディーラー車検で良いのかどうか再検討することも重要です。
ディーラー車検を利用するメリットを再確認しておきましょう。以下が主なメリットになります。
- 保証・車検後点検などアフターサービスが手厚い
- 特定のメーカー・車種の整備に特化している
それぞれ順番に解説していきます。
車検後の整備・保証などのアフターサービスが手厚い
1つ目のメリットは、車検後のメンテナンスや保証がとても充実している点です。
ディーラーはメンテナンスパック・車検後点検サービスなどを用意しており、他の車検業者と比較しても車検後のサービスが手厚いです。
一般的には、エンジンオイルやフィルター類などの消耗部品の品質を保証する「一般保証」、エンジン・ステアリングなどの重要部品の品質を保証する「特別保証」があります。
上記の保証が適用されれば、整備後にトラブルが発生した場合でもすぐに対応してくれます。
毎日の運転に不安を抱えたくない方・日常的に車を使用する方にとっては特に大きいメリットと言えます。
特定のメーカー・車種の整備に特化している
2つ目のメリットは、各ディーラーが専門的に扱っているメーカー・車種の整備に優れている点です。
専門的な知識・整備ノウハウを駆使して点検・整備を行うため、整備の質に期待ができます。
ただ、整備を外部の整備工場に委託するケースもあるので、すべてのディーラーが質の良い車検整備を提供しているわけではありません。
繁忙期で後から予約が入った車両は外部の整備工場に回ってしまうケースもあります。
ディーラー車検の質が必ずしも良い訳ではないことを頭に入れておきましょう。
ディーラー車検を利用するデメリット
先述のメリットに対して、ディーラー車検にはデメリットも存在します。
以下が主なデメリットです。
- 料金が車検業者内でダントツに高い
- 車検完了までが長い
それぞれ順番に解説していきます。
料金が車検業者内でダントツに高い
1つ目のデメリットは、車検費用の相場が車検業者の中でもトップクラスに高い点です。
ディーラーの車検費用は他の車検業者の料金相場と比較しても圧倒的に高く、妥当な金額なのか疑わしいほどです。
前述の比較表の通り、ディーラー車検は特に費用が高くなる傾向にあります。
利用を考えている方は、複数の車検業者から見積もりを出してもらい、納得の価格・サービス内容の車検業者を選ぶようにしましょう。
車検完了までが長い
2つ目のデメリットは、車検完了までに時間がかかる点です。
基本的にディーラーでは当日車検を行っておらず、1日以上車を預かって車検整備を行います。多くの場合、ユーザーは2〜3日ほど車を預ける必要があります。
代車を利用できる場合もありますが、代車の予約が埋まっている・希望のグレードの代車がない場合はレンタカーを利用するなどの必要があります。
車検に時間をかけたくない方・自分の車を長時間預けるのが不安な方にとっては大きなデメリットです。
ディーラー以外の車検業者とも比較検討を
車検費用を安く抑える方法の一つに「ディーラー以外の車検業者を利用する」という方法もあります。
先述の費用相場比較でも触れた通り、ディーラー車検の費用はかなり高額になる傾向があります。
そのため、車検費用を大きく節約できる選択肢として車検専門店・カー用品店などを利用する方も多いです。
「ディーラー以外の車検業者も検討したい」という方は、以下も参照ください。
まとめ
最後に内容をおさらいします。
ディーラー車検が高額になる主な原因は以下の4つです。
- 車検整備・修理に純正パーツを使用しているから
- 時間をかける丁寧な整備で工賃が高くなるから
- 万が一の事態に備えて予防整備を行うから
- 人件費・技術料が高いから
ディーラーでは純正パーツを使用して、専門知識を持った整備士が丁寧に時間をかけて整備するということもあり、整備費用・工賃が高くなる傾向にあります。
ディーラー車検の車両重量別の費用相場は以下の通りです。
業者名/車両重量 |
軽自動車 |
小型乗用車(501~1,000kg) |
中型乗用車(1,001~1500kg) |
大型乗用車(1,501~2,000kg) |
---|---|---|---|---|
ディーラー |
48,000~68,000円 |
66,000~106,000円 |
94,000~124,000円 |
112,000~142,000円 |
車検のコバック |
41,840円~ |
50,150円~ |
58,350円~ |
66,550円~ |
車検の速太郎 |
45,540円~ |
55,450円~ |
63,650円~ |
71,850円~ |
マッハ車検 |
41,540円~ |
51,450円~ |
59,650円~ |
67,850円~ |
コスモ車検(コスモ石油) |
37,440円~ |
45,750円~ |
53,950円~ |
62,150円~ |
エネオス・Dr.Drive |
48,000~58,000円 |
61,000~71,000円 |
70,000~80,000 |
80,000~90,000 |
ガリバー |
61,190円~ |
70,500円~ |
79,800円~ |
89,000円~ |
ネクステージ |
52,940円~ |
62,850円~ |
71,050円~ |
79,250円~ |
イエローハット |
48,000~58,000円 | 56,000~66,000円 | 64,000~74,000円 |
72,000~82,000円 |
オートバックス |
48,000~52,000円 |
48,000~54,000円 |
70,000~74,000円 |
72,000~88,000円 |
※各業者の最低料金を想定した金額です。
※上記の価格は目安です。上記とは違う金額になる可能性もあるので注意が必要です。
※上記価格はキャンペーン割引・早期割引などを適用していません。
表内に登場したすべての車検業者の費用平均は以下の通りです。
車両重量 |
車検業者の平均車検費用 |
ディーラーの車検費用 |
---|---|---|
軽自動車 |
49,449円 |
48,000~68,000円 |
小型乗用車(501~1,000kg) |
60,015円 |
66,000~106,000円 |
中型乗用車(1,001~1500kg) |
71,145円 |
94,000~124,000円 |
大型乗用車(1,501~2,000kg) |
80,565円 |
112,000~142,000円 |
メジャーな車検業者と比較すると、ディーラーの車検費用は特別高いことが分かります。
ディーラー車検の費用を安く抑える方法は次の6つです。
- 必要最低限の整備をしてもらう
- 早期予約割引を利用する
- ディーラーの決算期に車検を受ける
- キャンペーンを実施しているタイミングで車検を受ける
- 月末・月の最終週に車検を受ける
- 日ごろから愛車のメンテナンスをする
早期に車検予約・必要最低限の整備を打診するなどして、整備費用を安くしましょう。
車検をディーラーの決算期や月末に受けるのも効果的です。車検の台数目標到達のために、割引やサービスが施される可能性が高いです。
ディーラー車検を利用するメリットは以下の通りです。
- 保証・車検後点検などアフターサービスが手厚い
- 特定のメーカー・車種の整備に特化している
対して、ディーラー車検のデメリットは以下の通りです。
- 料金が車検業者内でダントツに高い
- 車検完了までが長い
ディーラーはアフターサービス、特定メーカー・車種の整備に優れているのに対して、車検費用が高い・車検に時間がかかるなどのデメリットも存在します。
さらに車検費用を安く抑える方法は以下の2つが効果的です。
- 車検基本料の安い車検業者を利用する
- 可能な範囲で車の整備を自分で行う
車検費用は基本料を安くすることで、大きく節約することが可能です。
自身で整備を行えば、部品代だけの出費で済むため、整備費用を大きく節約することが可能です。
ディーラー以外にも車検業者は数多く存在しており、ベストな選択をするのは非常に難しいです。
「ディーラーで車検を通せば安心」と思っていても、再度他の車検業者と比較することは非常に重要です。
車検業者を検討する際は、複数の業者から見積もりを出してもらうようにしましょう。
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