フロントガラスのヒビに車両保険は使える?飛び石による傷についても解説

    「フロントガラスにヒビが入った時保険は適応されるの?」

    「飛び石でのヒビに保険が使えるのかわからない・・・」

    と悩んでいませんか?

    この記事では、主に以下の3つについて紹介しています。

    • フロントガラスに保険が適応されるかどうか
    • 修理にかかる費用
    • 修理期間

    フロントガラスにヒビが入り、対応方法に困っている方はこの記事を参考にしてみてください。

    ▼この記事のポイント

    1. 飛び石によるフロントガラスのヒビに保険は適応される
    2. フロントガラスの修理は保険を使わずに修理がお得
    3. フロントガラスのヒビで保険を使うと等級と割引率が下がる
    目次

    フロントガラスのヒビは保険適応?飛び石による傷には?

    フロントガラスにヒビが入った時、すべてのケースに保険が適応されるわけではありません。そのため、まずは加入している保険の内容を確認してみましょう。

    この章では、以下の2つについて詳しく説明していきます。

    • 飛び石によるヒビについて
    • 地震・津波によるヒビについて

    飛び石によるヒビに車両保険は適応される

    車両保険に加入していれば、飛び石によるヒビに保険は適応されます。

    窓ガラスやフロントガラス損害の多数を占める飛び石については、「物の飛来・落下」に分類され車両保険の対象になります。車両保険の対象になった場合、支払額は契約している保険の免責金額によって変わります。

    免責金額とは、補償を受ける人が自己負担する金額を意味しています。

    例として車両保険を利用する際に、修理費用が15万円、免責金額が5万円だった場合の支払金額の説明をします。

    支払金額の内訳
    修理費用 150,000
    免責金額(自己負担額) 50,000
    保険による補償額 100,000

    車両保険が適応でなければ、支払金額は15万円でした。

    しかし、免責金額を5万円に設定した車両保険に加入していたことで、10万円を保険会社の支払いにできます。このように免責金額を超える大きな支出を抑えられる点では、車両保険を利用するメリットがあります。

    ただ、車両保険の契約内容によって免責金額は異なるので、一度保険の内容について確認してみてください。

    地震・津波によるヒビは適応されない

    ≪適応される自然災害≫

    台風

    洪水

    ・火災

    ・土砂崩れ

    基本的に上記の災害によってできたフロントガラスのヒビは、車両保険が適応される場合が多いです。

    ≪適応されない自然災害≫

    地震

    ・津波

    ・火山の噴火

    上記の災害によってできたフロントガラスのヒビには、車両保険が適応されない場合がほとんどです。

    ただ、車両保険の追加特約として「車両全損一時金特約」や「地震特約」を契約しているケースは例外で、保険が適応されます。

    追加特約があるかどうかによって保険の支払金額や適応される場合は異なるので、契約している保険を確認してみてください。

    フロントガラスは保険を使わずに修理がお得

    フロントガラスのヒビは、保険を使わずに自己負担で修理をすることがおすすめです。

    なぜなら、保険適応でフロントガラスの修理をすると、保険の等級が1等級下がるからです。さらに、保険等級が下がったことで翌年からの保険割引率も下がり、結果的に翌年の保険料の増額が修理費用を上回る可能性が高いです

    フロントガラスのヒビの修理に車両保険を利用する場合の一例を挙げて考えてみます。

    フロントガラスの修理は車両保険が適応される場合、1等級ダウン事故として扱われます。

    一方で、車両保険を使わなかった場合は無事故として扱われるので、翌年の保険等級は1つアップします11等級で年間60,000円の保険料を払っていたとすると、下記のように等級の変化で金額に大きな差があります。

    保険料
    10等級(一等級ダウン) 92,000円
    12等級(一等級アップ) 57,000円
    保険料の差 35,000円

    車両保険を利用し等級が下がることで金額差は35,000円にもなり、後ほど説明する通りフロントガラスの修理費用の平均が約2万円と考えると使わない方がお得です。

    そのため、一時的には支出を抑えられますが長期的に見ると保険を使わないことがお得なのでおすすめです。

    フロントガラスのヒビを修理する場合にかかる費用

    フロントガラスのヒビの修理費用は、2つの場合によって大幅に金額が異なります。

    • 一部を修理する場合:2万円
    • フロントガラス交換:6~15万円

    ヒビの大きさにもよりますが、500円玉よりヒビが小さい場合だと修理になる場合が多いです

    一方で、フロントガラスのヒビが500円玉より大きければ交換がおすすめです。次の章では、修理業者大手オートバックスの金額を例に挙げ、2つのケースについてそれぞれ詳しく説明していきます。

    一部分の修理をする場合:2万円

    フロントガラスの500円玉より小さいヒビなど、一部分の修理にかかる費用は2万円ほどです。

    少しのヒビであれば、フロントガラス交換費用が6万円-15万円かかることに比べると手価格で修理ができます。

    ただ、小さなヒビであるからといって修理せずに放置してしまうと、車の振動や走行中の風圧によってヒビが広がってしまう可能性があります。また、運転席の視界に入るヒビがあると車検が通らないケースもあるので早めの修理がおすすめです。

    フロントガラス交換の場合:6~15万円

    フロントガラス交換の場合、かかる費用は6〜15万円です。

    車両の大きさによって交換費用が異なるため、交換費用は大きな幅があります。軽自動車であれば6〜9万円、大型乗用車であれば9〜15万円ほどが目安です。

    より詳しくフロントガラスの修理・交換費用について知りたい方は以下の記事をぜひ参考にしてみてください。オートバックスだけではなく他のおすすめ業者も記載しています。

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    フロントガラスの修理期間:1時間~1日

    修理の場合1時間〜1日かかります。

    フロントガラスの一部の修理だと1時間ほどで終わるので、比較的すぐに終わると考えて良いです。交換の場合は1日以上かかりますが、業者によっては朝に預けて夕方に受け取ることができる場合もあります。

    ただ外注業者の予定との兼ね合いで、1週間程度車を預けるというケースもあるため、依頼する業者に一度問い合わせすることがおすすめです。

    まとめ

    フロントガラスの飛び石によるヒビは保険適応になります。

    ただ保険を使うことで翌年からの保険料が上がるので、小さなヒビの修理だと自己負担で修理をする方がお得です。小さなヒビをそのままにしておくと、ヒビが広がったり、車検を受けられない可能性もあるので修理は必ずおこないましょう。

    「フロントガラスの修理をどこに頼めばいいかわからない・・・」

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    • 東京
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    • 東京
    • 埼玉
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    • 奈良
    • 和歌山

    ※対応可能な市区町村は異なるため、詳細は「くるガラ」のHPでご確認ください

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