鳥のフンが洗車で落ちないのはなぜ?|シミの取り方とおすすめクリーナー9選紹介

「鳥のフンが洗車で落ちにくい理由を知りたい…」 「鳥のフンが原因でできたシミを取りたい…」

そんな疑問に答える記事です。

鳥のフンが洗車で落ちにくいのは、鳥のフンにタンパク質が多く含まれているため、車の塗装面に付着すると接着剤で接着したときと同じように固着してこびりついてしまうからです。

鳥のフンでできた汚れを除去するには専用の鳥のフン除去クリーナーを使用して取り除くのが最適です。

そこで今回は、鳥のフンの除去におすすめな洗車用クリーナーを9個ピックアップします!

しゅりくん
車に鳥フンを付着させないようにする対策方法も一緒に紹介します。
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目次

鳥のフンが洗車で落ちないのはタンパク質が含まれているから

そもそも、鳥のフンが洗車で落としにくいのはなぜでしょうか。

結論から言うと、鳥のフンのシミにはタンパク質が含まれているからです。虫などが付いてしまった場合も同様です。

車の塗装面にタンパク質が付着すると、接着剤で接着したときと同じ作用が働くようになるので、放置するとフンが固着して塗装面にこびりついてしまいます。

こびりついた汚れは水などの洗車では簡単に落とせないので、専用のクリーナーで落とすのがおすすめです。

鳥のフンを放置すると塗装にダメージを与えてしまう

車のボディに付着したフンは、車の塗装に大きなダメージを与えてしまいます。

なぜなら、鳥のフンには酸が多く含まれているからです。

鳥は、硬い木の実などの食物を食べており、その硬い食物を消化するときに酸によって溶かします。

そのため、鳥のフンは食料を消化した分泌物や尿酸が多く含まれた状態で排出されます。

車のボディに酸性の鳥のフンがついた状態で放置しておけば、塗装表面を浸食・陥没させて最悪の場合、塗装表面に裂け目やひび割れが発生します。

なので、鳥のフンを見つけたらなるべく早く取り除くことが大切です。

鳥のフンのシミの取り方

鳥のフンのシミを見つけたら早めに除去するのが理想ですが、「どのように取っていいのか分からない…」という方もいるでしょう。

そこで、ここでは鳥のフンのシミの取り方について解説していきます。

鳥のフンのシミの取り方は以下の手順で取り除くことができます。

【手順】
1.水をかけて取りやすくする
2.カーシャンプーの泡をつけて放置する
3.マイクロファイバークロスで汚れを取る

以下で説明するので、1つ1つ確認していきましょう。

①水をかけて取りやすくする

最初に、水をたっぷりかけてふやかしましょう。

柔らかくふやかした後は洗車タオルやキッチンペーパーなどを使って静かにゆっくりと取り除いていきます。

【注意点】 鳥のフンが固着する前の柔らかいときであれば、ティッシュなどで簡単にふき取ることができます。しかし、鳥のフンは数多くの細菌が含まれています。外出先など手が洗えないケースは、危険と考えて避けましょう。

②カーシャンプーの泡をつけて放置する

水でフンを早くふやかしたい場合は、カーシャンプーを使いましょう。

カーシャンプーを使用すると、泡の成分が鳥のフンをふやかして汚れが取りやすくなります。

水と同様に洗車タオルやキッチンペーパーにカーシャンプーを含ませて放置しておくのも有効です。

③マイクロファイバークロスで汚れを取る

鳥のフンをふやかした後は、マイクロファイバークロスを使って汚れを取り除いていきましょう。

使用時は水に浸して軽く絞った後にマイクロファイバーに水を含んだ状態で軽くすべらせるようにして汚れを取り除いていきます。

鳥のフンのシミ落としのコツ

大まかな取り方については解説しましたが、取り方のコツは一体どのような取り方なのでしょうか。

ここからは、シミの落とし方のコツについて紹介します。

こびりついている場合は液体タイプ

液体タイプは、車のボディに固着している鳥のフンに効果があります。

シートタイプのクリーナーで落ちないようなときは液体タイプのクリーナーを汚れに吹き付けると、こびりついた汚れが落ちやすいです。

液体タイプでも取れないなら泡タイプを使用する

液体タイプでも汚れが落ちない場合は、泡タイプのクリーナーを使用すると、汚れを落としやすいです。

液体タイプのクリーナー使用した場合、洗剤が流れてしまう可能性がありますが、泡タイプは汚れを長時間洗剤にとどめておけるので、車のボディや塗装を傷めることなく、こびりついている鳥のフンを取り除くことができます。

色の違いによる汚れの取り方

車のボディカラーの違いによって汚れの取り方が異なります。

淡色カラーの場合であれば、細かいキズが目立ちにくいので、強くこすらずに優しく擦る程度の簡単な作業で鳥のフンを落とせます。

しかし、濃色カラーの場合だと、小さくて細かなキズが目立ちやすいです。また、ボディの温度上昇が早いので汚れの乾燥が早まって固着する可能性が高いです。

濃色車は鳥のフンが付いたら早めに落とすことが大切です。

汚れを落とす際は、小傷が付きやすいので、水を十分にかけて、汚れを柔らかくしてから優しく汚れを落とすように心がけ、キズをつけないために乾いたテッシュやウェスなどの使用は避けたほうが良いでしょう。

おすすめの鳥のフン除去クリーナー11選

ここからは、おすすめの鳥のフン除去クリーナーを11種類紹介します。

本荘興産 ポリマジック(手掛け用)

バンパーなどの細部の鉄粉除去にも最適ですが、鳥のフンの除去にも使用できます。

その他虫の死骸や頑固な油脂汚れ落としもすることができ、さまざまな用途や場面で用いることができる汎用性の高い固形タイプのクリーナーです。

メーカー名 本荘興産
内容量 2個セット
液性 (固形タイプの商品のため液性なし)
商品サイズ 縦:10cm 横:8cm 高さ:3cm
商品の重量 500 g
付属品

カーメイト 虫&鳥フンクリーナー 400ml

鳥のフンや虫の死骸などを放置しておくと、塗装表面を浸食して陥没させるような危険な汚れを取り除けるクリーナーです。ゴシゴシとスポンジで擦らなくても良いので、楽に洗浄ができます。

強力タイプのクリーナーなので、洗車に時間を割けない人におすすめなクリーナーです。

メーカー名 ‎カーメイト
内容量 400ml
液性 アルカリ性
商品サイズ 幅:10.5cm 奥行:6cm 高さ:21cm
商品の重量 473g
付属品

リピカ(ripica) 虫取りクリーナー 200ml

車のボディやガラスに付着するとなかなか取りにくいこびりついた虫の市外や鳥のフンを分解して簡単に洗い流し手落とせるクリーナーです。

特殊洗浄成分がたんぱく質と油分の汚れにだけに反応するので塗装への影響はありません。

メーカー名 リピカ
内容量 200ml
液性 アルカリ性
商品サイズ 幅:6cm 奥行:5cm 高さ:18.3cm
商品の重量 246g
付属品

KURE(呉工業) プロクリーン虫とりクリーナー 350ml

通常のクリーナーでは落ちない車のボディにこびりついている鳥のフンの汚れを強力酵素パワーで汚れを落とします。

スプレーして拭き取るだけなので、簡単に汚れを取り除くことができて車のボディが、とてもきれいになります。

塗装面をはじめガラスやメッキ面など、車のあらゆる部分に使用できるので、汎用性があります。

メーカー名 KURE(呉工業)
内容量 350ml
液性(成分) 界面活性剤、エタノール、酵素
商品サイズ 幅:10cm 奥行:6.1cm 高さ:20cm
商品の重量 420g
付属品

イチネンケミカルズ 鳥フン&虫汚れ除去クリーナー 220ml

塗装を痛める原因のこびり付いた頑固な鳥フン、虫汚れを濃密泡がふやかします。汚れにしっかり密着して強力に浸透するので、キレイにすることができます。

また、コーティング施工車に対応しているので、被膜に優しく塗装を傷つけることなく、鳥のフンを除去できます。

ボディーの塗装やウインドガラスのどちらにも使えます。

メーカー名 ‎イチネンケミカルズ
内容量 220ml
液性(成分) 水、界面活性剤、アンモニア
商品サイズ 幅:5.3cm 奥行:5.3cm 高さ:17.5cm
商品の重量 ‎250 g
付属品

SOFT99 ( ソフト99 )  虫・鳥フン除去シャンプー

虫汚れと鳥のフンの汚れをキレイに落とせてクルマも丸ごと洗浄できる専用シャンプーです。

虫のたんぱく質に働きかける特殊界面活性剤と固形脂質に効果を発揮するオレンジオイル成分が車の表面に固着した虫汚れを確実に洗い落とします。

ボディからガラス、足回りまで車全体を一気にキレイにできるシャンプーです。

メーカー名 ‎ソフト99
内容量 450ml
液性(成分) 弱アルカリ性
商品サイズ 幅:8.7cm 奥行:4.2cm 高さ:21.8cm
商品の重量 ‎560 g
付属品

キーパー技研(KeePer技研)  虫とりクリーナー 300ml

特殊な浸透剤を含んだ泡が、頑固にこびり付いた虫や鳥のフンをふやかします。塗装を傷めることなく、すっきりと汚れ落としが可能です。

特殊な浸透剤が主成分なので、ボディコーティングやガラス面の撥水コートを落とせます。

コーティング車にも対応しています。

メーカー名 ‎キーパー
内容量 300ml
液性 弱アルカリ性
商品サイズ 幅:7.7cm 奥行:6.5cm 高さ:18.3cm(梱包サイズ)
商品の重量 ‎370 g
付属品

カーオール(CARALL)  ガンコ汚れの強力クリーナー

塗装面への影響が少ないノーコンパウンドタイプのクリーナーで、鳥のフンだけでなく、虫汚れや水垢、ピッチタールなどの汚れにも効果を発揮します、

水を使わずスプレーして拭くだけで、頑固な汚れを素早く除去できます。ボディはもちろん窓、ミラー、バンパー、バイザー、ホイールなどにも幅広く使えます。

メーカー名 ‎オカモト産業
内容量 500ml
液性 弱アルカリ性
商品サイズ 幅:10.6cm 奥行:6.4cm 高さ:22.6cm
商品の重量 583g
付属品

ホルツ バグクリアー 300ml

カーシャンプーでは除去できない鳥のフンや虫汚れを簡単に落とすことができるクリーナーです。泡状の液体が汚れをふやかして落とすので、車のボディを擦る必要がなく塗装面を傷めることを気にすることはありません。

メーカー名 ‎Holts(ホルツ)
内容量 300ml
液性 アルカリ性
商品サイズ 幅:9.3cm 奥行:6.7cm 高さ:18.2cm
商品の重量 ‎350 g
付属品

車に鳥のフンを付着させないようにする対策法

車に付着した鳥のフンの取り除き方やおすすめのフン除去クリーナーをご紹介しましたが、フンが付かないようにする対策法はあるのでしょうか。

しゅりくん
ここからは、鳥のフンを付着させないようにする対策法を5つご紹介します。

①ガラスコーティングする

まずは、ガラスコーティングをする方法です。

鳥のフンが、車のボディにつきやすい環境であるのなら、カーコーティングすると汚れを落としやすいでしょう。

コーティングをすれば、皮膜がボディを覆うので、鳥のフンがついても塗装を傷める心配がありません。

また、鳥のフンが付着したとしても、水をかけただけで取り除くことが可能で落としやすくなるため、洗車作業が楽に行えます。

②鳥のフンが落ちている場所に車を停めないようにする

毎回、鳥のフンが落ちてくる場合はその場所が鳥の巣の可能性や鳥が好んでいる可能性があります。

鳥のフンが落ちてくる場所に車を止めないことが重要です。

鳥の行動パターンに入る場所に車を停めなければ、鳥のフンの被害を避けられるでしょう。

③ボディカバーを取り付ける

ボディカバーを取り付けましょう。

車のフロントガラスなどに鳥のフンがかけられやすいのは、ガラスに映る自分のことを別の鳥だと錯覚して威嚇行動を取るからだと言われています。

自宅の駐車場に車を停めていて何度も鳥のフンの被害を受けている経験があるようなら、ボディカバーを使ってフロントガラスやボンネットを隠して鳥のフンの被害を防ぐことができます。

④ドアミラーをたたむ

鳥の中には、ドアミラーに興味を示す性質の鳥がいます。

ドアミラーがフンで汚れたりするので。自動でドアミラーの折り畳みが装備されていない車をお持ちであれば、駐車するときに手でたたむように注意しましょう。

⑤鳥害防止器を取り付ける

駐車している近くに鳥の群れが集まっている回数が多く何度も車にフンをかけられてしまう場合、電線を管理している電力会社に電話で鳥害防止器の設置を依頼してみましょう。

電力会社に依頼をすると、現場を視察し被害状況を見た上で効果のある鳥害防止器を無料で設置してくれる可能性があります。

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まとめ

今回は鳥のフンのクリーナーについて紹介してきました。

鳥のフンが車に付着したときは専用のクリーナーを使って汚れを落としましょう。

また、鳥のフンの除去方法を知ることや日々の念入りなお手入れを行う分だけ、自分の愛車を綺麗な状態にし続けることができます。

この記事の内容を参考にして洗車を行ってキレイな状態でドライブを楽しみましょう。

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