「おすすめのフォームガンって何?」
「フォームガン選びに失敗したくない」
「色々な種類があってどれがいいのかわからない」
上記のようにお考えではないでしょうか?
洗車で使用するフォームガンは綺麗な泡を効率的につくり、愛車をさらにピカピカにする強力なアイテムです。しかし、フォームガンには様々な種類があり、ご自身に適したフォームガンが何か分からない方も多いはず。
そこで本記事では、フォームガンのタイプ別におすすめの商品を6つ紹介し、失敗しない選び方もご紹介します。この記事を読めば、最適なフォームガンを見つけることができ、洗車の効率を最大限高めることができるでしょう。
フォームガンの失敗しない選び方
まず、フォームガンを失敗せずに選ぶ方法を解説します。それは、自分に合った商品を選ぶことです。
フォームガンの全体像は下記のようになっています。
フォームガンの全体像 | ||
種類 | おすすめな人 | |
コードレス | 蓄圧式 | 安さを求める人 |
電動式 | 手軽さを求める人 | |
コード付き | 接続式 | 時短と仕上がりの良さを求める人 |
上記のように、フォームガンの種類によって特性が異なるため、それに伴い適している人も違います。ここでは、フォームガンの種類ごとの特徴と、おすすめな人をご紹介します。
・安価を求めるなら「蓄圧式」
・手軽さを求めるなら「電動式」
・時短かつ仕上がりの良さを求めるなら「接続式」
・「コードレス」タイプは容量をチェック
・「コード付き」タイプは互換性をチェック
安価を求めるなら「蓄圧式」
蓄圧式のフォームガンは、比較的手頃な価格で入手できるため、コストを抑えたい方や初めてフォームガンを使う方におすすめです。
このタイプは、ポンプを用いて手動で圧力をかけることで泡を生成します。電源やバッテリーを搭載していないため、構造がシンプルで故障しにくく、軽量で持ち運びが便利です。
手動だからこそ充電の必要がなく、洗車中にバッテリー切れの心配がないのもポイント。泡を生成する手間こそかかりますが、経済的かつ安心して使えるため、安さを求める方や初めての方にピッタリです。
おすすめの蓄圧式フォームガンは下記でご紹介しています。
おすすめの蓄圧式フォームガン
手軽さを求めるなら「電動式」
電動式フォームガンは、手軽さを求める方におすすめです。
蓄圧式のようにポンプを押して圧力をかける必要がなく、自動で泡を生成できるため、手間をかけずに噴射が可能です。ボタン一つで連続して泡を作り出せるため、広い洗車も楽に行えます。
また、電源や水道の接続が不要のため、場所を選ばずに手軽に洗車できる便利さも嬉しいポイント。電源を探したり、高圧洗浄機やホースを繋げる手間が省けるため、すぐに準備して洗車に移れるのも魅力です。
同じコードレスの蓄圧式よりも価格は高い傾向にありますが、フォームガンに手軽さを求める方におすすめのタイプとなっています。
おすすめの電動式フォームガンは下記でご紹介しております。
おすすめの電動式フォームガン
時短かつ仕上がりの良さを求めるなら「接続式」
接続式のフォームガンは、施工時間の短縮や仕上がりの良さなど、効果の高さを求める方におすすめです。
接続式フォームガンは高圧式洗浄機やホースと繋げて使用するタイプで、きめ細かで密度のある泡を大量かつ素早く生成できるのが特徴です。直接水源と接続するため、水の供給が途切れず、安定して大量の泡を作ることができます。
接続式フォームガンによって作られた泡は、車体に噴射すると下に流れにくいため、楽にスポンジでこすることが可能です。また、広い範囲を一気に泡で覆うことができるため、大型車やSUVであっても短時間で均一に泡を噴射でき、労力を削減できます。
なお、ホースだと高圧洗浄機よりも出力が弱く、水っ気の強い泡が生成されやすいためおすすめしません。接続式のフォームガンによって時短と効果的な泡の生成が可能なため、高圧洗浄機を持っている方は、このタイプの使用をおすすめします。
おすすめの接続式フォームガンは下記でご紹介しております。
おすすめの接続式フォームガン
「コードレス」タイプは容量をチェック
コードレスのフォームガンは容量がどれだけあるかが重要になります。
コードレスは「蓄圧式」や「電動式」のフォームガンを指しますが、容量が不十分だと途中で泡切れを起こしてしまい、円滑に洗車ができません。特にSUVやミニバン等の大型車を洗車する際は、容量が多いに越したことはありません。何度も入れ直すのが面倒な方は大容量のタイプを検討しましょう。
理想の容量は車種によるため一口に言えませんが、2L以上あると安心して洗車することができるでしょう。
「コード付き」タイプはお持ちの高圧洗浄機と適合するかチェック
「コード付き」は接続式のフォームガンのことを指しますが、必ず互換性を確認しましょう。
コード付きのフォームガンには、高圧洗浄機と接続部分の形状や規格が異なる場合が多く、適合しないと接続できない恐れがあります。コード付きのフォームガンの購入を検討する方の多くは、既に高圧洗浄機を持っている方だと思いますが、損をしないためにも適合するか確認する必要があります。
注意点として、特定のメーカーに対応していると記載していても、全ての機種に適合しているとは限らない点です。下記はアイリスオーヤマの例になりますが、その中でも対応していない商品がございます。
そのため、ご自身の持っている高圧洗浄機がが適合しているか、商品の公式HPや販売サイトの説明欄を必ず参照しましょう。
タイプ別おすすめフォームガン6選
先ほど紹介したとおり、フォームガンには大きく3つのタイプがあります。「蓄圧式」「電動式」「接続式」のそれぞれで特性やピッタリな人が異なるため、ここではタイプ別でおすすめフォームガンをご紹介します。
タイプ別おすすめフォームガン一覧 | ||
タイプ | ブランド | 商品名 |
蓄圧式 | コーナン | LIFELEX 蓄圧式洗車クリーナー KYK07-5988 |
蓄圧式 | ゴイスペル | iK FOAM Pro2+ |
電動式 | ながら洗車 | スノーメンブラック |
電動式 | Anylice | 電動フォームガン |
接続式 | MJJC | フォームキャノンS |
接続式 | ケルヒャー | ウルトラフォームセット 2.643-555.0 |
おすすめのカーシャンプーについては下記でご紹介しております。泡の生成はフォームガンだけでなくカーシャンプーも重要になりますので、気になる方はぜひ参考にしてください。
おすすめの蓄圧式フォームガン2選
蓄圧式フォームガンは比較的安価な傾向にあり、安さを求める方や初心者の方にピッタリです。ここでは、そんな蓄圧式フォームガンのおすすめ商品を2つご紹介します。
・コーナン: LIFELEX 蓄圧式洗車クリーナー KYK07-5988
・ゴイスペル:iK FOAM Pro2+
コーナン: LIFELEX 蓄圧式洗車クリーナー KYK07-5988
コーナンが発売している蓄圧式フォームガンは、低価格で手軽に使えるのが特徴です。
安価なためお試しや、お手軽手に使用しやすいこの商品ですが、ポンプで圧力をかけることで濃密な泡を噴射できます。出力は他のタイプに劣りますが、十分綺麗に泡がボディに張り付くため、高コスパな点が魅力的です。
また、ノズルは広角と鋭角の2種類があり、洗浄する部分や汚れの具合に合わせた洗車が可能です。さらに、2Lと大容量なため、一度で広範囲に泡を噴射することができ、大きめの車でも安心して使用することができます。
概要 | |
ブランド | コーナン |
タイプ | 蓄圧式 |
価格 | 1,630円 |
容量 | 2L |
重量 | 610g |
ゴイスペル:iK FOAM Pro2+
「iK FOAM Pro2+」は、蓄圧式フォームガンの中でも特に高密度な泡を生成することが可能です。
きめ細かで綺麗な泡が長時間持続するため、傷をしっかり防止しつつ汚れを取り除くことが可能です。広範囲に噴射するため、大型の車であっても楽に噴射できるのも魅力的です。
また、作りも頑丈にできており、底面も補強されているため安心して加圧することができるのも嬉しいポイント。さらに、「ドライ」「ウェット」「ベーシック」と3つのアダプターも付いており、本格的に洗車したい方にも満足のいく仕様となっています。
蓄圧式にしては値段は高めに設定されていますが、電動式でないにも関わらず高密度な泡が生成できるため、本格的な蓄圧式フォームガンを求める方におすすめの商品です。
概要 | |
ブランド | ゴイスペル |
タイプ | 蓄圧式 |
価格 | 6,780円 |
容量 | 1.9L |
重量 | 840g |
おすすめの電動式フォームガン2選
電動式フォームガンは、ボタン1つで泡を生成できる手軽さが大きな特徴です。「蓄圧式」と同様にコードレスなため、場所や環境を選ばない利便性も兼ね備えています。
ここでは、そんな電動式フォームガンのおすすめ商品を2つ紹介します。
・ながら洗車:スノーメンブラック
・Anylice:電動フォームガン
ながら洗車:スノーメンブラック
ながら洗車の「スノーメンブラック」は、霧のようなきめ細かな泡を自動で生成できるため、手軽に泡洗車できる特徴があります。
タンクは1.8Lと大容量のため、1度で隅々まで泡を噴射することができます。また、連続稼働時間は1時間のため、途中で洗車が中断される心配がなく、SUVやミニバンのような大型車でも安心して使用できます。
電動式は重量のあるタイプが多いですが、この商品は比較的軽く女性であっても楽に使うことができるため、使い勝手の良さもピカイチです。とにかく手軽さを求める方におすすめの商品です。
概要 | |
ブランド | ながら洗車 |
タイプ | 電動式 |
価格 | 12,480円 |
容量 | 2L |
重量 | 2.04㎏ |
稼働時間 | 1時間 |
充電時間 | 2時間30分 |
Anylice:電動フォームガン
Anyliceの電動フォームガンは、クリーミーな泡を生成できるのが特徴です。泡質はモコモコで車のボディに粘着するため、スポンジで傷を付けずに洗いやすい性能をしています。
容量は2Lと大容量のため、大型車にも対応しています。価格も高すぎない上に、性能と容量に優れているため、電動式の中ではコスパの良い商品となっています。
電動式フォームガンは一般的に噴射部分が重いため、中に水やカーシャンプーを入れないと倒れる商品がありますが、この商品は空の状態でも安定します。使い勝手の良さとクリーミーな泡を求める方にピッタリの商品です。
概要 | |
ブランド | Anylice |
タイプ | 電動式 |
価格 | 4,799円 |
容量 | 2L |
重量 | 記載なし |
稼働時間 | 40分 |
充電時間 | 記載なし |
おすすめの接続式フォームガン2選
接続式フォームガンは、高圧洗浄機と繋げて使用するタイプで、業者のような仕上がりと時短に優れている特徴があります。水道と直接接続するため、泡の生成が安定しており、大量の泡を一気に使えます。
ここで紹介するおすすめの接続式フォームガンは下記の2つになります。
・MJJC:フォームキャノンS
・ケルヒャー:ウルトラフォームセット 2.643-555.0
MJJC:フォームキャノンS
MJJCの「フォームキャノン」は、濃密でもこもこな泡を瞬時に生成し、自宅でプロレベルの泡洗車を実現できるのが特徴です。ノズルにはダブルメッシュフィルターが搭載されており、細かく密度の高い泡を作り出せる点が大きな魅力です。
この泡が車体の汚れを包み込み、汚れを浮かせて落とすことで、ボディに優しい洗浄が可能です。また、洗浄が効率的に進むため、時間も短縮できます。
さらに、各パーツに真鍮を採用しているため、非常に頑丈で長期間にわたり安心して使用できるのも魅力的です。値段はやや高めですが、その耐久性と機能性を考えれば、コストパフォーマンスは非常に優れています。
また、MJJCのフォームキャノンは、さまざまなメーカーの高圧洗浄機に対応しているモデルもあり、既に高圧洗浄機を持っている方でも安心して使用できる点もおすすめです。
概要 | |
ブランド | MJJC |
タイプ | 接続式 |
価格 | 6,980円 |
重量 | 記載なし |
ケルヒャー:ウルトラフォームセット 2.643-555.0
ケルヒャーの「ウルトラフォームセット」は、高圧洗浄機の大手であるケルヒャーが提供している接続式フォームガンになります。そのため、ブランドの誇る技術力と信頼性があり、ケルヒャーの高圧洗浄機を使用している方におすすめしたい逸品です。
性能について、泡立ちと付着力に優れた泡を作り出し、頑固な汚れも強力に落とすことができます。洗剤の交換が簡単に行える点も便利で、他の洗剤にも対応しているため、用途に応じた使い分けが可能です。
この商品はケルヒャーの高圧洗浄機に対応していますが、その中でも使用可能な機種が限定されているため、購入前に公式サイトで適合機種を確認することをおすすめします。
概要 | |
ブランド | ケルヒャー |
タイプ | 接続式 |
価格 | 5,900円 |
重量 | 1.5㎏ |
フォームガンを使った洗車方法
洗車でフォームガンを使用すると効率的に車体に優しく洗車することが可能です。泡で車を包み込むことで、汚れを浮かせて傷のリスクを最小限に抑えることができるためです。
下記はフォームガンを使った洗車方法になります。
まずは、車体についた汚れや砂埃を水で十分に洗い流しましょう。予洗いを怠ると、スポンジで汚れを引きずり、車体が傷つく恐れがあります。車のルーフからタイヤにかけて、水を流す順番を下げていくと、汚れを効率的に落とすことができます。
その後、フォームガンを使って泡を噴射しましょう。噴射力が調整できる場合は、まずは弱めの噴射で汚れの成分に慣らしてから、徐々に勢いをつけることが重要です。特にタイヤとバンパーは汚れが溜まっているため、入念に泡をかけましょう。
十分に噴射して汚れを浮かせたら、洗剤が乾いてシミになる前にスポンジをこすりましょう。全体を十分に洗ったら、洗い残しが無いように水で泡を流しましょう。
フォームガンを使うメリット
フォームガンを使った洗車は、バケツを用いた洗車方法に比べていくつかメリットがあります。フォームガンを使う主なメリットは下記になります。
洗車の時短と効率の向上
フォームガンを使う最大のメリットは、洗車時間の短縮と効率の向上です。
泡が自動で生成され、車全体に均一に広げることができるため、従来のバケツで泡を生成してスポンジを何度も泡に浸す方法よりも速やかに洗車が進みます。電動式や接続式フォームガンは手動で泡立てる必要がなく、自動で細かくて密度高い泡を生成できます。
フォームガンの噴射は広範囲に渡るため、一度に大きな面積をカバーできます。効率的に洗剤を車全体に塗布できるため、より少ない時間と労力で洗車することが可能になります。
泡で包み込むため洗剤の効果が高くなる
フォームガンを使用すると、泡が車全体を包み込むことで洗剤の効果が高くなります。
フォームガンを使用することで、きめ細かな泡が車のボディを包み込みます。密度あるしっかりとした泡によって、洗剤の浸透力が向上し、汚れを浮き上がらせて効果的に落とすことが可能です。
従来の手洗い洗車では、洗剤が十分に行き渡らないことがありますが、フォームガンによって簡単に隅々まで泡を浸透させることができ、洗剤の効果を最大限引き出すことができます。
メリットをまとめると、洗車の効率が大幅に向上し、手軽に質の高い仕上がりを実現できるのがフォームガンの魅力になります。
フォームガンを使うデメリット
フォームガンにはメリットがある一方で、使用に際して注意するべきデメリットも存在します。ここでは、フォームガンを使う際の主なデメリットについて説明します。
泡の作成に多くのカーシャンプーを使う
フォームガンを使用すると、通常の洗車に比べてカーシャンプーの消費量が増えることが一般的です。
フォームガンは、カーシャンプーと水を混ぜて細かい泡を噴射する仕組みですが、きめ細かな泡を生成するためにはシャンプーの希釈率を高くする必要があります。そのため、洗車1回あたりのシャンプー消費量が増加する傾向にあります。
頻繁に洗車する方や、価格の高いカーシャンプーを使用する方にとって、シャンプー代がかさむことがデメリットになるかもしれません。ただし、フォームガンを使用することで、広範囲に高密度の泡を均一に行き渡らせることができ、洗車の効果と効率が向上するため、コストとのバランスを考えることが重要です。
「接続式」は値段が高い
接続式のフォームガンは、他のタイプと比べて価格が高い傾向にあります。
その理由として、接続式フォームガンは高圧洗浄機と直接接続することで、安定した出力で泡の生成が可能なためです。他のタイプより時短かつ仕上がり良く泡洗車することが可能ですが、その分価格が高くなることに留意しましょう。
値段こそ高いですが、機能性や耐久性の面で優れているため、より効果的に洗車したい人にとっては十分価値のある製品となっています。
「電動式」は重量と音に注意
電動式フォームガンは手軽に使用できる反面、使用中の音が大きくて重量がある点に注意が必要です。
電動式フォームガンはモーター駆動のため、泡の噴射時に大きな音が発生します。そのため、洗車の時間帯や場所の配慮が必要になる可能性があります。また、モーターに加えてバッテリーを内蔵しているため、手動式や接続式に比べて重量が増加し、腕や手が疲れやすくなります。
電動式フォームガンは、手軽に使うことができますが、大きな電動音や重量を気にする方は注意しましょう。
「蓄圧式」は泡の作成に手間を要する
蓄圧式フォームガンはコスト面で優れていますが、泡の作成に手間がかかる点がデメリットです。
蓄圧式は手動で加圧することで泡を噴射する仕組みのため、洗車中に泡を噴射し続けるためには、定期的なポンピングによって圧力維持が必要になります。手動で加圧する作業が手間となり、長時間の洗車では手や腕が疲れてしまう可能性があります。
そのため、手間がかかることを承知で、コストを抑えてフォームガンを使用したい方に蓄圧式はおすすめです。
まとめ
本記事では、フォームガンのおすすめ商品について解説しました。
フォームガンはさまざまな種類があり、それぞれに異なる特徴やメリット・デメリットがあります。自分に合ったフォームガンを選ぶためには、タイプ別の違いを理解し、用途や好みに応じた選択が大切です。
各タイプのフォームガンで失敗しない選び方は下記になります。
今回ご紹介したおすすめフォームガンを参考に、自分にとって納得のいく商品を見つけてください。
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