【比較表】車検代に使えるローンは5種類!審査に通らないときの対処法も解説

「車検代をすぐに用意する余裕がない……」
「車検費用のためにローンを組みたいけど審査に自信がない……」
「ローンって色々あるけど車検代はどのローンが使えるの?」

このようにお悩みではないでしょうか?

車検は先のばしにできない上に、最低でも10万円程度かかるため、すぐにまとまったお金を用意する負担がのしかかります

実は、車検にはローンを使うことができます

車検に使えるローンには多くの種類があり、「すぐにお金を用意したい」「金利を安く抑えたい」「収入的に審査が通るか不安」など、それぞれのニーズに応じて最適解が異なります。

そこで、この記事では、車検に使える5種類のローンの、それぞれの審査スピードや金利などの特徴をわかりやすくお伝えします。

さらに、ローンの審査基準やローンを利用したくない場合の対処法など、できるだけ車検の金銭的負担を少なくするための知識まで解説します。

この記事を読めばそもそも皆さんの車検にローンが必要か、必要ならどのローンを選ぶべきか理解していただけるでしょう。

目次

【比較表】車検に使えるローン5種類+α

車検費用の支払いに使えるローンとその特徴は、以下の通りです。

ローン種類 上限金利 審査の通りやすさ 審査の速さ 申し込みの楽さ
車検費用専用ローン ①マイカーローン

5%

数日〜2週間

②提携ローン

14%

当日〜1週間

③自社ローン

金利はなし

ただし手数料あり

数十分

現金借入ローン ④フリーローン

15%

数日〜2週間

⑤-A銀行系カードローン

15%

数日〜2週間

⑤-B消費者金融系カードローン

18%

数十分〜当日

ローンを避けたい場合 ⑥クレカ分割

18%

審査通過済み 審査通過済み
⑦クレカキャッシング

20%

審査通過済み 審査通過済み

金利については、それぞれの最大金利で比較することをおすすめします

初回の利用や、車検費用程度の金額の借入の場合、最大金利に近い金利が適用されることがほとんどだからです。

それぞれ詳しくみていきましょう。

車検費用専用で組めるローンは3種類

車検費用のために使えるローンは、以下の3種類です。

  • マイカーローン
  • 車検を依頼する業者の提携ローン
  • 中古車販売店の自社ローン

これらのローンは、「目的ローン」と呼ばれ、使い道が限られたローンです。

住宅ローンや教育ローンと同じように、これらも車検費用を払うためだけに借り入れ、それを返済していくというものです。

そのため、車検に目的ローンを使う場合、借入金を車検に使うことが証明できる書類(車検の見積書など)が必要になります。

その代わり、「お金を借りること」全体の中では、金利が比較的低いのが目的ローンの特徴です。

順に3種類の目的ローンの特徴をみていきましょう。

マイカーローン

車検のための目的ローンとして、銀行などの金融機関が提供するマイカーローンを使えます

マイカーローンというと、その名の通り車の購入費用のためのローンとして使われるイメージがあります。

しかし、実は、マイカーローンは車検代や免許取得費用など、車に関してまとまった費用が必要な際にも別個に組むことができる場合が多いです。

  • マイカーローンのメリット:金利が安い
  • マイカーローンのデメリット:申請が面倒、審査が厳しい、審査に時間がかかる

マイカーローンの魅力は、何よりも突出した金利の安さです。

使い道が制約される代わりに金利が安いという、目的ローンの基本的なメリットによるものです。

一方で、手続きや審査に手間と時間がかかったり、審査が厳しいことがデメリットになります。

すなわち、収入や時間にある程度余裕がある人におすすめです。

車検の期限までに時間の余裕がある場合は、まずマイカーローンの申請をするのがおすすめです。

車検を依頼する業者の提携ローン

整備工場や、車検屋などの車検を依頼する業者が、信販会社などと提携して設定しているローンです。

  • 提携ローンのメリット:手続きが楽。審査が比較的早く、通りやすい
  • 提携ローンのデメリット:金利がやや高い

提携ローンのメリットは手続きと審査が比較的スムーズなことです。

車検の業者がローンの代理店業務を行うため、車検にかかわる手続きとローンに関わる手続きを同時に済ませられます。

また、審査も30分程度と速く、通りやすいとされています。

一方で、マイカーローンに比べて金利はやや高くなる傾向にあります。

すなわち、多少金利が高くても、手続きを簡素にしたい人や、車検の期限が迫ってきて時間のない人におすすめです

全ての業者で提携ローンに対応しているわけではないので、車検を依頼する際に、依頼先にローンが利用可能か必ず問い合わせましょう

中古車販売店の自社ローン

中古車販売店に車検を依頼する場合は、中古車販売店が提供する自社ローンを利用することもできます。

中古車販売店の自社ローンは、名目上は「ローン」と呼ばれますが、厳密には金融機関が提供するローンと仕組みが違います

上記2つの目的ローンは、金融機関との間にお金の貸し借りが発生する仕組みです。

一方で自社ローンとは、車検費用を販売店に立て替えてもらい、それを後からその業者に対して分割で支払うという、いわば「分割払い」のようなイメージです。

  • 自社ローンのメリット:審査に手間と時間がほとんどかからない(30分程度)、金利がほとんどかからない
  • 自社ローンのデメリット:対応している業者がとても少ない、そもそもの車検費用が高くつきやすい、分割手数料がかかる

先述の通り自社ローンは、販売店内で手続きが完了するため、手続き、審査、金利というローンのネックとされる点においてメリットがあります。

手続きについて、当然車検の手続きと同時に行えるためスムーズです。

審査については、信販会社による、信用情報や収入に基づいた審査ではなく、販売店が独自に定めた基準による審査であるため、非常にスピーディかつ、通りやすいものになっています。

また、金利はかからないことがほとんどです。

ただし、自社ローンは本来「中古車販売店」が中古車購入のために用意しているサービスにすぎません。

車検にも使える場合がありますが、そもそも車検を中古車販売店に依頼することが大前提です。

そのため、車検専門業者や整備工場など、車検費用が比較的安い傾向にある業者に比べて、そもそも車検費用が高くつく可能性があります。

高い車検費用を金利なしの分割で返済するか、安い車検費用を金利ありで返済するか、どちらが総額で安くつくかは場合によって異なるため、しっかり比較検討しましょう。

また、金利がかからない代わりに、分割手数料がかかることもあります。

以上のような事情もあるため、車検への自社ローン利用が可能か、車検費用や手数料はいくらか、販売店にしっかり確認することが大切です。

現金借入ローンは2種類

目的ローンが組めない場合には、現金借入ローンを利用するという手があります。

ここまで、車検費用の支払いのための目的ローンについて紹介してきました。

目的ローンは、全体として金利が安い代わりに、審査が厳しい傾向があります(自社ローンは例外)。

そのため、収入に余裕がなかったり過去に延滞や未納の経験がある場合は、審査に落ちてしまう可能性が高くなります

その際には、現金借入ローンを利用することになります。

現金借入ローンはその名の通り、使い道を問わない現金を借り入れて手元に用意するローンです。

その現金を車検費用の支払いに充てることで、お財布に余裕がなくても車検費用を支払うことができます

現金借入ローンは全体の傾向として、手続きが簡素で、審査に通りやすい代わりに、目的ローンよりは金利が高くなります

利用できる現金借入ローンは、以下の2種類です。

  • フリーローン(銀行)
  • カードローン(銀行・消費者金融)

順に見ていきましょう。

フリーローン(銀行)

フリーローンは、主に銀行で提供される、使い道の限定されないローンです。

  • フリーローンのメリット:手続きが簡素、カードローンよりは金利が低い
  • フリーローンのデメリット:目的ローンよりは金利が高い

フリーローンは、使い道が限定されないため、目的ローンのように「見積書」や「返済計画書」などを提出する必要がなく、手続きが簡素でスピーディーなことが特徴です。

現金借入ローンの中では比較的金利が安いため、カードローンより先にフリーローンの利用を検討すると良いでしょう。

目的ローンと比較すると金利は高くなりますが、車検に目的ローンを組めない場合であれば、目立ったデメリットはありません

また、追加の借入には再び申し込みが必要というデメリットも考えられますが、車検費用の支払いに使うのであれば、それほど気にする必要はないでしょう。

カードローン(銀行・消費者金融)

カードローンとは、本来は名前の通り、専用カードやキャッシュカードを利用してATMなどから現金を借りられるサービスです。

ただし、近年はカードがなくても利用できるものも増えてきています

借入金額を決めてそれを返済するフリーローンとは違い、カード発行の際に契約した借入限度額の範囲内で借りたい額を都度借り入れることができます。

カードローンのメリットとデメリットは以下の通りです。

  • カードローンのメリット:手続きが簡素、審査に通りやすい、審査がスピーディ、いつでもどこでも借りられる
  • カードローンのデメリット:様々なローンの中で金利は最高水準

カードローンは、手続きの簡単さ審査の通りやすさ時間・場所の制約のなさなどの多くのメリットがあり、気軽に現金を借り入れて車検費用に充てることができます。

一方で、その気軽さと裏腹に、様々な借入の手段の中でも特に金利が高くなっています

高い金利から返済額が膨らみ、返済に追われて生活が苦しくなることもあるため、気軽に使えるからと言って無計画に利用することは絶対に避けましょう

とはいえ、これまで紹介してきたローンが、審査落ちや時間的な制約により利用できない場合は、車検費用を工面するためにカードローンを利用することも一つの手です。

カードローンには、大きく分けて次の2種類があります。

  • 銀行系カードローン
  • 消費者金融系カードローン

カードローンの全体的なメリット・デメリットは先に説明した通りですが、この二つで少しだけ特徴が違うので分けて解説します。

銀行系カードローン

銀行系カードローンの特徴は、金利の低さです。

そもそも金利が高い傾向にあるカードローンの中では、比較的金利が低くなっています

一方で、即日借り入れは難しく、審査に数日かかるという、スピード感においてはデメリットがあります。

消費者金融系カードローン

消費者金融系カードローンの特徴は、審査スピードの早さです。

申し込みから数十分で審査が完了し、現金を口座に振り込んでもらうことも可能です。

一方、金利は特に高く設定される傾向にあります。

契約内容によっては金利が20%にも上ることがあります。

利用を検討するのであれば、短期での返済の目処が立っている場合や、消費者金融系カードローン以外のローン審査に全て落ちてしまった場合、どうしても数日以内に車検費用を払う必要がある場合などに限ることが得策です。

注意点:法定費用はローン利用不可能な場合が多い

車検費用をローンでまかなう上で注意したい点が、法定費用はローン利用不可能な場合が多い、ということです。

車検費用は、大きく分けると点検整備費用法定費用に分類できます。

前者の点検整備費用は、車検のために車の点検・整備・部品交換などをする費用で、車検を依頼する業者にたいして支払うものです。

一方、後者の法定費用は、本来は国や自治体などに支払うものです。

ただしほとんどの場合は、点検整備費用と合わせて業者に支払い、業者がのちに国や自治体などに支払うという形にすることで、手続きがスムーズになっています。

そのため、業者は、法定費用から利益をあげることが不可能である上に、法定費用の未払いがあった場合、業者が被る損失は大きくなります。

そこで、ほとんどの業者で法定費用は現金支払いのみとなっています。

ちなみに、法定費用には、重量税、自賠責保険料、印紙代の3つが含まれています。

車種によりますが、一般的な乗用車の場合、法定費用のおおよその内訳は以下の通りです。

法定費用の種類 内訳
重量税 7,000円〜5万円程度
自賠責保険料 2万円〜3万円程度
印紙代 1,000円〜2,000円程度

もし、車検費用の全額をローンで支払いたい場合は、自社ローンや提携ローンで法定費用の支払いが可能な業者を探す必要があります。

ローンの審査基準と通らない原因

繰り返し述べてきたように、ローンを組む前には必ず審査があります

ローンで借りたお金は必ず返済する必要がありますが、お金を借りる人に、きちんと返済する能力があるかを判断する必要があるからです。

審査に通らなければ、ローンを利用することができません。

審査基準は、各金融機関が公開しているわけではなく、各機関の判断が全てですが、ここでは一般的に審査基準であるとされている項目を紹介します。

  • 他に借り入れがないか
  • 過去に延滞や未払いがないか
  • 収入が安定しているか

特に、「他に借り入れがないか」「過去に延滞や未払いがないか」は、「信用情報」として、個人の信用に関する取引事実が客観的に記録されたものを参照して判断されます。

車検のためにローンを組もうとして審査で落ちてしまった場合は、こちらを参考にしてください。

他に借り入れがないか

組もうとしているローンの他に借り入れているお金の有無は、信用情報の一つであり、ローンの審査においてチェックされる重要な要素です。

他の借入金があると、そちらの返済に追われて、組もうとしているローンの返済が滞るリスクがあるため、審査は通りにくくなります

過去に延滞や未払いがないか

過去に、借入金の延滞や未払いがないかというのも、信用情報の一つであり、ローン審査に影響を与えます。

過去にクレジットカード、スマートフォン購入の分割代金の引き落としや、ローン返済金の引き落とし滞りや未払いなどがあると、信用情報に登録されます

たとえ延滞や未払いがあった契約がすでに終了しているとしても、その信用情報は消えずに残るので、審査に影響します

ローンの審査では、この情報により、きちんとお金を返してくれる人かを判断しているのです。

当然、過去に延滞や未払いがあると、審査にはネガティブな影響を与えます。

ちなみに、公共料金の口座振替など、信用に基づかない方法での引き落としについては、延滞や未納があっても、信用情報に登録されることはありません

あくまで、信用取引に係る延滞や未納が対象になります。

収入が安定しているか

収入の多さは、信用情報機関には登録されていませんが、ローン会社が審査をする上で独自にチェックする重要な情報です。

収入が多い方が、返済が滞るリスクが少ないためです。

以上に、ローン審査基準の代表的な3つを紹介してきましたが、これらはどれも、短期的に解決できるものではありません。

特に、車検は期限が決まっているものなので、これらの原因をそれまでに解消するのは難しいでしょう。

そのような時は、ローンを避けるか、そもそもの車検費用を抑えるという方法を取るのが得策です。

以下ではそれらの方法について解説します。

ローンを避ける方法3選

クレジットカードの分割払いを使う

クレジットカードの分割払いを利用して車検費用を支払うという手があります。

メリットは、既にクレジットカードを持っている場合、車検費用のために改めて審査を通す必要がないということです。

また、クレジットカードの分割払いの場合、車検証の全額を支払った後に、分割払いに設定することもできます。

車検という、期限のある支払いが迫ってくるなか、ローン審査がなかなか通らなかったり、審査を通す時間がないときは、これらの点は強みになります。

これらのメリットは、クレジットカードを発行できた時点で既に一定の信用を獲得しているために、受けられるものです。

逆に、デメリットとしては、分割手数料がかかることと、クレジットカードに対応している業者が少ないことです。

ただし、分割手数料に関しては、2回払いなら無料である場合がほとんどなので、2回払いを利用することがおすすめです。

また近年ではキャッシュレスの普及に伴い、クレジットカード対応の業者も増えてきているため、クレジットカードの2回払いでの車検費用支払いはデメリットが少ないと言えます。

クレジットカードのキャッシング枠を使う

車検費用の支払いでローンを組みたくなく、かつ業者がクレジットカードに対応していないという場合は、クレジットカードのキャッシングを使って現金を借り入れ、車検費用を支払う手もあります。

メリットは分割払いに似ていて、わざわざ車検費用を工面するために審査を通す必要がないということです。

ただし、事前にキャッシングの利用を申し込んでおく必要があります。

自分のクレジットカードに、キャッシング枠が付与されているかよく確認しましょう。

デメリットは、比較的高い金利がかかることです。

同じクレジットカードの利用でも、支払いのための利用(ショッピング枠)は金利がかからない一方、キャッシング枠については金利がかかります

設定される金利は15〜18%と高い水準であるため、返済に時間がかかると利息が膨れ上がりやすくなるため注意が必要です。

キャッシング枠の利用額の返済を何回払いにするのかについてよく考えて、計画を立ててからクレカのキャッシングを利用するようにしましょう

もしすでに持っているクレジットカードにキャッシング枠があれば、これから審査をすることなくすぐに現金を借り入れることができるのは、大きな強みです。

逆に、クレジットカードを持っていない、あるいは持っていてもキャッシング枠がないということであれば、キャッシングの申し込みと審査が必要なため、カードローンを利用する場合とメリット・デメリットはそう変わりません。

車検費用を抑える

ローンを避けたい場合、一番手っ取り早い方法は車検費用の総額を抑えることです。

そもそもローンの利用を検討するということは、車検費用の負担が大きいということですが、その負担を小さくして、なるべくローンを利用せずに支払えるようにするのも大切です。

上に説明した通り、車検費用は点検整備費用と法定費用に分けられますが、法定費用については一律で料金が決まっているため、ユーザーの努力で抑えられるものではありません。

そこで、点検整備費用を安くするのがポイントです。

次節では、そのポイントについて紹介します。

車検費用を抑えるコツ3選

相見積もりを取る

車検を業者に依頼する際には、相見積もりを取ることで、車検費用を抑えられることがあります。

相見積もりとは、複数の業者から費用の見積もりを出してもらうことです。

ひとくちに車検整備といっても、業者によってその方針はさまざまです。

コストをかけてでも丁寧な点検整備をし、まだ使えるパーツでも予防整備として交換する業者もあれば、あくまで車検を通すことだけを目的に最低限の点検整備だけ行いコストを抑える業者もあります。

ひとつの業者だけでは、こういった方針は見えにくいため、複数の業者から見積もりをとってもらい、安い業者に依頼すれば、車検費用はある程度抑えることができます

もちろん、基本的には費用が高くつく業者では、質の良いサービスを受けられる傾向にあります。。

安さを求めるのであれば、最低限の点検整備にとどまることや、納期、窓口対応などのサービスの質が落ちることも受け入れる必要があります。

とはいえ、同じクオリティのサービスでも業者間に価格差がある場合もあるため、そのケースを狙って相見積もりをとってみるのもおすすめです。

日頃からメンテナンスをする

日頃の車のメンテナンスは車検費用を抑えるためにも大切です。

車検の項目には、消耗品がきちんと使える状態になっているかを見る項目が多数あります。

例えば、タイヤの溝の残りや、ブレーキパッドの残りの厚さなどです。

これらの消耗品のメンテナンスを怠っていると、消耗品の寿命がきていることが車検前の点検整備で発覚して、一度に全てを交換することになります。

そうなると、必然的に車検の際にかかる総費用は膨れ上がってしまいます。

それに、車検に通らないほど消耗してしまったパーツで走行するのはとても危険で、事故や故障のリスクも高まります。

日頃からメンテナンスをしておけば、その箇所については整備するまでもなく、点検のみで車検には通りますし、何より普段から安心して車を使えます。

メンテナンスには手間とお金がかかりますが、車検のタイミングでの費用の負担は抑えられるので、ぜひ日頃からメンテナンスを怠らないようにしましょう。

ユーザー車検を受ける

ユーザー車検を受けると、大きく車検費用を抑えることができます

ユーザー車検とは、車検を通してくれる業者に依頼するのではなく、自分で陸運局などの車検レーンに車を持っていき、車検を通すという方法です。

業者に支払う代行費用、点検整備費用を払う必要はなく、法定費用のみで車検を通すことができます。

ただし、もちろん車検の基準に適合していなければ車検には通らないため、自力で車検に向けて点検・整備をすることが前提になります。

手続きなども複雑になり、手間と時間がかかるため、充分な知識と技術がある人のみが挑戦できます。

まとめ

以上に、車検に使えるローンや、ローンを組めない時の対処法などを解説してきました。

今回の内容をおさらいしておきましょう。

車検費用の支払いに使えるローンは5種類ほどあり、それぞれ特徴が異なっています。

融資までのスピードや早かったり、審査が通りやすいほど、金利は高くなる傾向にあります。自身の金銭的・時間的な余裕と照らし合わせて適切なローンを選ぶのがおすすめです。

ただし、法定費用についてはほとんどの業者で現金支払いのみとなることに注意が必要です。

また、ローンには、利息が膨らんで返済に苦しむと言うリスクがあります。

安易にローンによって車検費用を払うのではなく、まずは車検費用を安くすることができないか考えてみることも重要です。

いかがでしたか?一口に車検をローンで払うと言っても、様々な選択肢があることがお分かりいただけたと思います。

この記事を通じて、みなさんの車検費用の調達にヒントを提供できたのであれば幸いです。

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